ポケットに賢治の詩集ゆき暮れて 傘もささず濡れ鼠みたいでさ 一人本当ざまァ無かったね「何言ってんだい 俺だってお前(めえ)苦労したべ」流行りすたりのボストンバックたった一つで 東京さ着いてビルの谷間で立往生曇りのち雨 時々晴れの人生だからあした あしたあした天気になーれ 一滴も 呑めないくせにふるさとの 火の酒を傾けて子守唄 一人ぼやきながら歌ってた 「何ば言うとっとね私も苦労したつよ!」こんなつもり