死んだ親父を 想い出す汚ねぇ手をしてなぁ今じゃよ 今じゃよ不幸も かけられぬ 老けたお袋 ひとりでよ働きづくめでなぁ今じゃよ 今じゃよ腰が戻らないとさ 男 仕事に行くときにゃ背中に背負うものがあるそいつを 下ろして今夜は飲ませろよ 膝の古傷 さすればよ裏山 思い出す今もよ 今もよ転げ落ちてるぜ 男 仕事の帰り道一杯いくらの 夢を見る振り向きゃ ふるさと遠くなるばかり うつむきゃ なおさら遠くなるばかり 死んだ
泣けたよ あん時ゃ こらえきれなくて旅立つ背中で すすり泣いた人行かなきゃならない 旅がある男の胸には 地図がある泣きなよ 帰ったぜ 嬉し泣いてくれ今日から涙は 君の涙は 俺が拭いてやる 飲んだよ ひとりで 込み上げた夜は見知らぬ酒場で 君の名を呼んだ届かぬ面影 引きずってどこかに二人の 明日はある泣きなよ 今夜は 冬を越えて来た今日から涙は 君の涙は 俺が拭いてやる 泣いたね ふたりで やっと逢えた日は遠く