波止場北ホテル – 北川大介

逢えば むなしいと 知りながら
逢わずに いられぬ さだめが憎い
窓辺に 白く 舞いちる 雪が
ふたりを 哀しく させるから やるせないよ
愛し合っても 結ばれぬ
ここは最涯の 波止場北ホテル

時間は いたずらに 過ぎるから
すべてを 忘れて あまえていいよ
凍てつく 海を 見つめる おまえ
ふるえる 背中が いとしくて 抱きしめたよ
胸にすがって 泣きじゃくる
ここは最涯の 波止場北ホテル

共に 想い出と 暮らそうね
別れて 生きても 死ぬ日がきても
この世で なれぬ 幸せだから
も一度 生まれて きたときは 離さないよ
心引き裂く 夜明け前
ここは最涯の 波止場北ホテル