北島三郎

修羅の橋 – 北島三郎

男縛るにゃ お金はいらぬ
義理のほそ紐 あればよい
親に貰うた 五体(からだ)を張って
渡る仁侠 修羅の橋
行けば戻れぬ なみだ川

こんな街にも 肋骨(あばら)が燃えて
肉に火がつく 恋もある
縦につないだ よさほい仁義
横にからんで しめらせる
あの娘おぼこな ネオン花

時はあの娘に 男をつくり
消えてゆくだろ 俺の影
浮世横目に 盃伏せて
迷う両足 踏みかえりゃ
背(せな)できこえる 浪花節

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仁侠 – 北島三郎

義理に泣かされ 情に追われ何処に立場も 無い身体人道無限の 仁侠道は鷺が鴉でも 悔いはない忍と仁義に しがらみ賭けて死ねと言わりょと じたばたすまいどうせ預けた

男の虹 – 北島三郎

勝てばいいのか ただ勝だけで終わりたくない この勝負百手先手(ひゃくてせんて)を 鎖につなぎ歌とドラマを 画き出すそれが男の 男の 人生将棋五年十年 先まで読ん

根っこ – 北島三郎

咲いた花だけ 人は観てきれいな花だと もてはやす花には枝あり 幹がある目にこそ届かぬ その下に忘れちゃならない 根っこの力蔭で支えて 土ん中上へ上へと 背のびす

母 – 北島三郎

母さん おふくろ 母ちゃんと呼び名はいろいろ あるけれど俺の母親 ただひとり幼いあの日は 膝の中聞いて育った 子守唄あなたがいたから 俺がいる母さん おふくろ 

人在りて – 北島三郎

運を天から 貰うには努力印しの 手形がいるぜ右も左も 戻るも行くも道は自分で 造るもの天在り 地在りそこに人在り 真実(まこと)あり色も形も 無いけれどそんな空

男 幡随院 – 北島三郎

江戸の喧嘩は この俺がはばかりながら 引き受けた義理と人情に 命をはって野暮なご意見 まっぴらごめんきった啖呵も しびれます男幡随院(ばんずいいん) 仁王立ち持

詠人(うたびと) – 北島三郎

季節めくれば 遠い道のりは思い通りに いかない時もあるひゅー ひゅーと 風が吹きゃ雲に泣いてたお天道様もにっこり 笑いだすまったり まったり まったりな急がず焦

未来 – 北島三郎

憧れ頼りに 長い闇を潜れば華と信じた 砂の都時代の風に 吹き曝されてどこに転げる 迷い人慰めるより 励まし合って諦めるより 心焦がして行こう 未来へ行こう情けに

男の人生 – 北島三郎

花の咲く道 茨(いばら)の道も人はそれぞれ 運命(さだめ)を歩く義理を背負って 真実(まこと)を抱いて奥歯かみしめ 生きてきたふり向けば 五十年男の人生さ暗く寂

花の生涯 – 北島三郎

人は何かに 打ち込むときの姿がいちばん 美しいこれが仕事と 男が決めた道に上下があるもんか流されながらも 力のかぎり生きる 生きる 生きるそれが それが それが

石松おとこ花 – 北島三郎

酒と喧嘩は ならぬと意見され石松頼むと 親分(おや)の目にここに大役 代参(だいさん)引き受けて粋な啖呵(たんか)は まっぴらごめん富士も見送る 急ぎ足刀納めて

十和田湖 – 北島三郎

やけ山の 夕やけよ逢いに来たんだ 峰越えて夢のようには いかない それが人生と空が無言で 教えてくれるああ 十和田湖 さざ波よ雪が降る 八甲田馬の親子が 丘をゆ

おとこの潮路 – 北島三郎

北斗の向こうに きみがいる生きる証を 熱い何かを海に求めた 旅立ちをわかってくれて ありがとうきみのためにも ゆかねばならぬ波瀾万丈 おとこの潮路嵐の向こうに 

やん衆挽歌 – 北島三郎

海の碧さに 惚れ込みながらさびれ番屋で 風を待つ吼える山背の うねりも消えて沖は朝焼け ゴメが舞う酒も男の 清め酒北の船唄 やん衆挽歌口紅も引かずに 働く女房も

谷 – 北島三郎

岩を噛む 川の流れを錦に染めて山と山とを とり結ぶ谷は男の 思いやり立てた他人に 泣かされながら沈む自分に 沈む自分に にが笑い一粒の 雨が重なる小川の水もやが

浪曲太鼓 – 北島三郎

なにがなにして なんとやら唄の文句じゃ ないけれど男一匹 この身体何処で咲こうと 散ろうともなんのこの世に 未練はないが故郷(くに)に残した お袋にゃ苦労 苦労

花虎 – 北島三郎

親に貰った 五尺の樹には辛抱次第で 銭が成る山は嵐山 男は度胸やればやれると 心に決めて因幡の虎蔵 雪を着る天が授ける 試練であれば波乱万丈 望むとこ花は石南花

石狩川よ – 北島三郎

酒の代りに 川を呑み飯の代りに 草をたべ荒地をみどりの 大地に変えた斧のひびきが 雄叫(おたけ)びがいまもきこえる 石狩川よ汗が答えを 出すとゆう夢を信じて 耐

さだめ道 – 北島三郎

同じ幹から 分れた枝も表と裏では 実もちがうたとえ日陰で 育ってもお天道さまを 恨まずに生きてゆくのさ さだめ道人と言う字は ふたりの出会い寄りそい支えて 生き

のぼり坂 – 北島三郎

いつかおふくろ 言っていた笑う門には 福が来る人には寄り添い 馬には乗ってみよあっても苦労 なくても苦労そんなもんだよ 人生はいくつになっても なっても のぼり

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