ネオン無情 – 北の富士勝昭

夜に咲いても 花は花
あんないい娘を 泣かすのは
どこのどいつか 憎い奴
汚れちゃいない まなざしが
じんと来るほど 好きだった

ぐれて流れた 俺でさえ
人の住む世の つれなさに
酒が恋しく なるものを
ネオンのかげに ひとり咲く
花の素顔は さみしかろ

どこにいるかは 知らないが
俺を泣かせた まごころは
せめて捨てずに 生きてくれ
しあわせ祈る うら町に
うすい情の 夜が更ける