愛に溺れて あなたに疲れ生きることにも ため息ついてひとり口紅 ふきとるだけの生き方だけなら 淋しいこんな夜には 少しお酒で泪の相手 しましょうそしてぬけがらパジャマ あなたのかわりに時はあしたを連れてくるけど過去のどこかで迷子になってる 夢のつづきを 誰かに見ても若くないから あしたが恐い綺麗ごとなら 愛するだけで本当は何にも いらないだから鏡に映るわたしに想い出ばなし しましょうそして枕を抱いて
もしも あなたと逢えずにいたらわたしは何を してたでしょうか 平凡だけど 誰かを愛し普通の暮し してたでしょうか 時の流れに 身をまかせあなたの色に 染められ一度の人生それさえ 捨てることもかまわない だから お願い そばに置いてねいまは あなたしか 愛せない もしも あなたに嫌われたなら明日(あした)という日 失くしてしまうわ 約束なんか いらないけれど想い出だけじゃ 生きてゆけない 時の流れに 身をまかせ
何処へ帰るの 海鳥たちよシベリアおろしの 北の海私には戻る 胸もない戻る 戻る 胸もないもしも死んだら あなた あなた泣いてくれますか寒い こころ 寒い哀しみ本線 日本海 細い汽笛が こころに刺さる星屑ばかりの 北の空涙さえ凍る こんな夜吠える風に ふるえてる胸の痛みをあなた あなた聞いてくれますか寒い こころ 寒い哀しみ本線 日本海 入り江沿(づた)いに 灯りがゆれる名前も知らない 北の町凍りつく指
まわり道していたけれど 君を昔から探しつづけていた様な そんな気がする辛い過去より 小さな明日そっと摘(つま)んで手のひらにのせてあげたいあゝ 宵待ちのしのび逢い恋しき人よ銀座 きっと最後の恋だから 育ててみようね涙ぐむのが癖ならば 直してあげるこんな都会の 片隅だってふたり暮らせる窓あかり何処かあるはずあゝ かりそめのしのび逢い恋しき人よ銀座 いつか心の陽だまりに 子供を遊ばせ過ぎ行く季節かさねれば
逢いたくて眸(め)を閉じて この胸の寂しさを人は誰も幼いと きっと笑うだろう心まで嘘をつき また人を傷つけて生きることの恥ずかしさ 自分だけに問えばさくらの花よ 泣きなさいそんなに誰かが 恋しいならばさくらの花よ 泣きなさい隣りでボクも 泣いてあげるから この慕(おも)い秘めたまま さよならが出来るなら時はすべて灰色に 変えてしまうだろうまた生まれ変れると 言葉だけ捜しても死ねるほどの潔さ 心の中な
春を愛する人は 心清き人すみれの花のような 僕の友だち 夏を愛する人は 心強き人岩をくだく波のような 僕の父親 秋を愛する人は 心深き人愛を語るハイネのような 僕の恋人 冬を愛する人は 心広き人根雪(ゆき)をとかす大地のような 僕の母親 ラーララ……
あなたの愛だけは 今度の愛だけは他の男(ひと)とはちがうと 思っていたけど抱かれるその度に 背中が悲しくていつか切り出す 別れの言葉が恐くて 心 凍らせて 愛を凍らせて今がどこへも 行かないように心 凍らせて 夢を凍らせて涙の終りに ならないように 綺麗な愛じゃなく 子供の愛じゃなく生命(いのち)すててもいいほど 慕(おも)っていたけどあなたのその胸は いつでも遠すぎてきっと理想の誰かを 宿して生きて
過去という名の 黄昏の駅舎コートの襟に 汽笛が泣いてる二度とは逢えない人も 二度とは帰れぬ街もプラットホームに 滑りだす見知らぬ女 見知らぬ男少しの不幸にもたれて 目を閉じるけど倖せだけが 人生じゃないと誰もが夜明けに 降りてゆく 明日という名の 希望の切符心のままに 何度も乗り換え隣りに想い出連れて 隣りに淋しさ連れて昔の自分を 探すけど名もない女 名もない男いい事ばかりを心に 言い聞かせてる悲し
心の傷あと 右手でおさえて涙がこぼれて こないように人は夢から きっと生れて夢のどこかへ 帰るだけなら男の背中 女の背中追憶(おもいで) 背負った 冬の尋ね人 あしたがかすんで 見えない時には誰かのぬくもり 借りてみるけど恋に溺れて それて別れて過去のどこかへ 消えるだけなら寂しいお酒 寂しい煙草昔がこいしい 冬の尋ね人 季節は空きから 凍てつく冬へと人生(きのう)をふやして かけてゆくけど時の破片(
淋しくなったら…ママ少し飲ませてくれるかい話し相手になって…ママ心が寒いから本当はずっと昔から君のこと遠くで 惚れていたんだよ笑い話だね こうして今夜も恋人のふりして 飲んでくれたら 切なくなったら…ママそばに座ってくれるかい昔ばなしをしてよ…ママあの頃若すぎた喧嘩をいつもしてたけど君のこと心で 心配してたよ月日は早いね あれから何年恋人のふりして 酔ってくれたら 本当はずっと昔から君のこと遠くで 惚
涙まじりの 恋唄は胸の痛さか 思い出かそれとも幼い あの頃の母に抱かれた 子守歌ああ……夢はぐれ 恋はぐれ呑めば呑むほど 淋しいくせにあんた どこにいるのあんた 逢いたいよ 窓にしぐれの この雨はあすも降るのか 晴れるのかそれとも涙が かれるまで枕ぬらして かぞえ唄ああ……夢はぐれ 恋はぐれ泣けば 泣くほど 悲しいくせにあんた 抱かれたいよあんた 逢いたいよ ああ……夢はぐれ 恋はぐれ呑めば呑むほど 
こんな歳してさ 君が離れない出逢ったあの日の 雨の晩(よる)から忍び逢う恋じゃなく 心の奥に忘れてた何かが 生れかけている雨よ雨よ 降れ降れ 最後の人生に黄昏が切なさで 濡れていいから雨よ雨よ 降れ降れ 愛に罪はない傷つけた倖せを 想い出にしても どんな星空も いつも涙空寄り添う窓辺の 雨が恋しく逢う度に深くなる 慕(おも)いのすべて打ち開けてしまえば 辛さふえるけど雨よ雨よ 降れ降れ ふたつの人生
語りあかせば 尽きないけれど過ぎてみればいまでは 笑い話だねふたり暮らした あの部屋の鍵は心に いまもあるあゝ今夜は 帰したくないひと春ふた春 そして…めぐり逢い 「そうか良かった」幸せなのかあの頃より綺麗に なったみたいだねグラスをゆらす 白い指昔とおなじ そのしぐさあゝいまでも 覚えているよひと夢ふた夢 そして…めぐり逢い 涙うかべる 笑顔がつらい情にもろいところも 昔のままだね無理を言っては こ
舞台の幕が上がればそこにスポットライトが当たるけど人は誰でも楽屋の隅で人生を過ごすだけ拍手の渦を遠くで聴いて過去を拭き取り化粧をしても鏡の向こう側 映る姿は老いぼれすぎている ただの脇役あれこれ悩んでいたけど自分の生き方それだけは主役になれた Backstage In My Life 最後の場面終わればそこにカーテンコールがあるけれど人は誰でもスターを見つめ憧れで生きている照明(あかり)が消えた舞台の裏は呑
ニッカズボンに 地下足袋(じかたび)はいた男が新聞 折り込みの求人広告 見つめてるお客もまばらな 久留里線過ぎゆく駅など 気に留(と)めないで食い入る如くに 見つめてる 髪を輪ゴムで 束(たば)ねた女片言(かたこと)喋りの 子を抱(かか)え男にもたれて 仮寝する揺れるに任せて 久留里線現場も作業(や)るのか ささくれ指でしっかり抱えて 仮寝する 何か光を 見つけたように男は女を 揺り起こし求人広告 指
愛だとか 恋だとか ただの男と女抱き合えば 背中に 電気が突き抜け何度でも 繰り返す ベッドの波にのまれ真夜中の 底まで 堕ちてゆくけれど今度の彼女は何かが違うマジに惚れた 嘘じゃなくその時携帯が 鳴っちゃってその時マナーも 揺れちゃって留守電にしてた はずなのにまたまた携帯が 鳴っちゃってまたまたマナーも 揺れちゃって寝たふりしても バレている誰か…助けてよ 愛だとか 恋だとか ただのスポーツだよ
雨が残した 水たまりうるむネオンの 灯りがゆれる恋をなくした 私には明るすぎます 曽根崎通り弱い女の せつない胸を抱いてください 大阪夜霧 ひとり暮らしを のぞいてる窓の向うの 通天閣よ風がカーテン ゆするたび今もあなたの 匂いがするわ忘れられない 思い出だけど消してください 大阪夜霧 泣いて別れた 淀屋橋今日も泪の 小雨にぬれるつらさ流して これからは 女ひとりで 生きてくつもりだからおねがい 明日
自分流に 生きているのさ誰に後ろ指 さされようともいろんな奴が ばらけて去(い)ったよ俺もあいつ等から見れば 徒(ただ)のばらけ者もうよそう もうよそう夢の後を追うのは俺の心の 俺の命の さすらい挽歌 地の果てまで 連れて行ってと俺のこの胸を 叩いて泣いたしあわせ薄い 小さな拳(こぶし)が今もこの瞼をよぎる 俺のはぐれ雪もうよそう もうよそう夢の後を追うのは俺の心の 俺の命の さすらい挽歌 やがて何時
一度しかない人生 きっと傷つけて胸の奥詫びながら 人は暮してる過去という名の駅には 誰も戻れない瞼を閉じて追憶(おもいで)を 巻きもどしても晩秋(あき)に追われて 落葉(おちば)を踏めばこの寂しさは 何処(どこ)からくるのか…もう若くない ただそれだけと 胸に言い聞かせまた道づれの また道づれの あゝ冬支度 急ぐ歳月(つきひ)の早さを そっと呼び止めて黄昏のそのゆくえ 風に問いかける生まれ変れるもの
海峡は 荒くれる波カモメが 啼き騒ぐ未練残し発つ 人のように遠ざかる フェリーボート温もり求め 人が寄り添うターミナル 待合室恋のいのち ちりぢり儚くも 舞い飛ぶ 風の華 望郷が この胸を突く夜汽車の 揺籃で気丈に暮らす 母の姿映し出す 曇り硝子人の哀しみ そっと見て来た鉄道 埠頭駅愛の記憶 はらはら寒々と 降り積む 雪の華 海鳴りが 掻き消して行く激しい 慟哭を漁火が灯る ぼんやりと思い出の 集魚灯
朝もや残る高麗川の河原の小径そぞろ行けば枯葉の声に秋ぞ身に沁む清き流れの丸曲がり囲むは花の巾着田 御空の花を星と呼び我が世の星を花と呼びし晩翠、賢治、知るや知らずや百万本の曼珠沙華咲き乱れるは巾着田 見渡すかぎり秋桜の花々花よ花の海よかよわき花よ されど気高く凛とそよ咲くその姿 心も清し巾着田 歴史の郷の静林 そこにかしこに 燃ゆる花よ命の花に想い溢れて橋の畔に佇めば茜の空よ巾着田
人は誰でも 止まり木で夢をついばむ 迷い鳥苦しかろうと 楽しかろうと人生轍(わだち)の あとは消せないだけどやすらぎ ほらそこにひだまり それは おまえだよ 酒に逃げ場を もとめても醒めりゃむなしさ のこるだけ早すぎたとか 遅すぎたとかそれには意味など ありはしないさいつもほほえみ そばにあるひだまり それは おまえだよ 俺と一緒に 歩く女(ひと)捜しつづけて いたんだよ信じることは 愛することさ出逢
叩き三味線 泣かせて泣いて明日を手さぐり 流れ旅アイヤ津軽は 凍ばれてヨー雪の野面(のづら)に 身を寄せ合って命を温(ぬく)める 雪うさぎアイヤー アイヤー    軒の大根(ダイコ)の 切れはし噛んで胸の淋しさ まぎらわすアイヤ今さら 戻らぬヨー色もわからぬ りんごの恋におんぼろ涙が また落ちるアイヤー アイヤー 爪の破れに 息吹きかけりゃ見える筈ない 親の顔アイヤ別れて 幾(いく)とせヨー泣くな太棹 こら
俺もおまえも短い命明日は何処(いずこ)の海の底どうせ散るなら本懐遂げて螢になって還(かえ)って来るよ俺が来たなら甘酒くりゃれほーほー螢来いほーほー螢来いやさしく唄って下しゃんせ 母さん…いよいよお別れです短い人生でしたが…産んでくれてありがとう一足先に行ってます…母さんはどうぞゆっくりゆっくり来てください母さ~ん さらば祖国よ愛しき人々(ひと)よ命惜しむじゃなけれども役に立ててよ俺いらの魂(いのち) 開
空の青さに 生き生きと 跳ねて暴れる 鯉のぼりあれがカープのファイトだよ みどり輝くグランドに今日も火を吐く 好ゲームいつでも若くたくましく 燃える赤ヘル 僕らのカープ 西に東に 赤ヘルは いつも人気の 嵐呼ぶ敵に投げ勝てどこまでも 敵に打ち勝て最後までここが男の 見せどころいつでも若くたくましく 燃える赤ヘル 僕らのカープ でかい巨人を ねじ伏せて 次は得意の トラ退治打って走って攻め抜けば 竜も鯨
枕木の音が 子守唄夢から醒めれば 津軽海峡この海流れる 風に吹かれて船待つ時間(とき)が 好きでした海を海を渡る 女の旅は何に心惹(ひ)かれて… 船に乗るあなたと昔 来たことの思い出捨てる 明日(あした)への海峡 桜咲いていても 心寒空(こころさむぞら)春と鴎の 津軽海峡八甲田山(やま)から吹き寄す 風に何故だか涙止まらず ひとり泣きます北へ北へ渡る 女の夢は何を捨ててきたのか… 船に乗る追いかけな
夕焼け雲に 母の顔沈む夕陽に 父の顔両親(ふたおや)送って 来たけれど何か幸福(しあわせ) あげたろうかあぁ…年だけとった…バカ息子(せがれ)あぁ…なぜか今頃…泣けてくる北の海鳥 お前も一緒に泣いてくれるか… 夜空の星に 友想うひとりの酒に 捨てた女(ひと)こんな男に ついてきた何かいい事 したろうかあぁ…未練あるのか…惚れていたあぁ…今さら何で…沁みてくる秋の盛(さか)り場 ちょうちんお前も泣いて
ワイキキの ビーチにあの夜涙で埋(うず)めた 恋心今もなお 埋(う)もれ火燃えてトキメキを やめないマヒナマヒナ 満月よ映し出してよ あの人今何処に恋しくて 切なくて逢いたくて 嬉しくてあぁ 騒ぎ出す 恋のさざ波 汐風が 想い出運ぶのサラサラ逆巻く 砂時計今ならば 許せるはずのたわい無い ジェラシーあなたあなた もう一度きっと逢えると 運命(さだめ)を信じてる約束の このビーチあの人は きっと来るあ
夢をふくらませ 託してみても心には傷あとが 数えきれない生きているかぎり 晴れのちくもり悲しみも苦しみも わかる齢になるあきらめないさ 男の花火涙を希望で ふきとればおまえがいるだけで 春のあけぼの 愛のまわり道 してきたけれど人生は鈍行が ちょうどいいのか花は寡黙でも 咲くときゃ咲いてうろたえることもなく 終るいさぎよさあきらめないさ 男の花火琥珀のグラスを ゆらしたらおまえがいるだけで 秋の十五
海の匂いが 風に乗り葭(よし)がざわめき ケケチが鳴(うた)う江戸の名残りの 常夜灯旅を見守る 道しるべ行徳いまも ありがとう 神輿作りの 命灯(いのちび)をつなぐ匠よ 受け継ぐ意地か白い半纏 身を清めここが魅せ場と 華になる行徳いまも ありがとう 沈む夕陽が 淋しげに古い寺寺(てらでら) 茜に染める昔ながらの 江戸川に忘れられない 母を見る行徳いまも ありがとう