別れちゃ嫌だと 泣いたとて花でも摘んで 棄てるよに素知らぬふりして 別れゆくあなたは男 つれない男いいえ私は 離さない 死んでも離しは しないよと誓った言葉 嘘なのね口笛吹き吹き 別れゆくあなたは男 気強い男いいえ私は 離さない 別れちゃならぬと すがりつく私のこの手 この心あっさり振り捨て 別れゆくあなたは男 気ままな男いいえ私は 離さない
肩にやさしく 手をかけて君はささやく イエスかノーかなんで言えましょ 波うつ胸に燃えて火のような 耳のたぼネー 娘十九はまだ純情よ 君を帰して 窓の月一人淋しく いや増す想いどうぞこの恋 変らぬようにおがむブローチ マリヤ様ネー 娘十九はまだ純情よ 好きなあなたに プレゼントえらぶネクタイ デパート売り場可愛売子に 顔のぞかれて言えず買えずに 逃げてくるネー 娘十九はまだ純情よ つもるうらみの かずかず
街には楽しい 人の波空にはあかるい バラの雲燕もおどるよ 青い風それなのに わたしは独り たゞひとりしあわせは あゝ しあわせはどこに わたしは都の 片隅の名もない野の花 乙女花咲く日も散る日も 君知らずさみしさよ わたしは独り たゞひとりしあわせは あゝ しあわせはどこに くもらぬこゝろの 真珠だまのぞけば悲しい 恋の傷この傷消えるは いつの日ぞいとしさよ わたしは独り たゞひとりしあわせは あゝ 
矢っ張りあンたも おんなじ男あたしはあたしで 生きてゆく今更なにを 言ってるのさ気まぐれ夜風に 誠なんかあるものか捨てちゃえ 捨てちゃえどうせひろった 恋だもの 飲もうと酔おうと あたしの勝手余計なお世話だ よしとくれ愚痴ってみても 仕方ないさ女のこころを あンたなんか知るものか捨てちゃえ 捨てちゃえどうせひろった 恋だもの 笑っているのに 涙がにじむ並木の夜星よ 見るじゃない泣かなきゃすまぬ 年じゃ
若い希望も 恋もあるビルの街から 山の手へ紺の制服 身につけて私は東京の バスガール『発車 オーライ』明るく明るく 走るのよ 昨日心に とめた方今日はきれいな 人つれて夢ははかなく 破れてもくじけちゃいけない バスガール『発車 オーライ』明るく明るく 走るのよ 酔ったお客の 意地悪さいやな言葉で どなられてほろり落した ひとしずくそれでも東京の バスガール『発車 オーライ』明るく明るく 走るのよ
山のひと夜の ゆきずりの愛の言葉を 忘れかね涙ぐみ清いやさしい 眸の君を呼べば都の 夕日が紅い 雨の降る日は 窓のそと風の吹く夜は 星の空あのひとはいつもどこかで わたしを見てる涙ぐむよに いとしむように 弱い乙女の ゆく途はいつも沙漠の ひとり旅幸福は見えぬ小鳥か 消えゆく虹か愛の泉の 湧く街恋し