真っ赤な詩集の隅初めてあなたからかけられた言葉が写してある 息切らせながら坂道を駆けた風のグランド見える場所へ膝(ひざ)かかえながらまた名を呼んだ 遠くホイッスルの音胸に割れて届く 明日もあなたを愛したままいてもねえいいですか迷惑ですか Only love you, love you, love you, love you夢見るあなたがそこにいれば片想いでもいいの好きでごめんね 何悩んでるの? ねえ元気ないね心でそっと話し
昼下(ごご)の劇場にぽつんとひとりであなたが待ってた背後(うしろ)から見ると少年の頃の面影があるね 声をかけずこの場所であなたを見ていたい……何故ひとを好きになるのかな涙の隣りで背中に聞いてみたそっと 紙コップふたつ大事にかかえてスクリーンを見てるあなたがとっても懐かしくなって涙があふれた 愛を乗せた蒼い船「何処(どこ)へ流れてくの」二人声あげて追いかけた遠い岸辺であなたが振り向いて微笑(わら)う 好きだ