俺がまだ若い頃 世間に悪さした土下座して親父をなだめる 母がいるその母も今は亡く 線香が香るだけあぁ許して 許してくださいどうか許して 親不孝 悲しくて泣いた夜 窓にはおぼろ月振り向けば枕の隣に 母がいるその母の似顔絵は 笑わない墨の色あぁ許して 許してくださいどうか許して 親不孝 難しい世の中に 灯りを点したい九十九坂一人で越えてく 母がいるその母を背に乗せて どこまでも歩きたいあぁ許して 許してく
夢をこぼして 酒を飲むいつも心は 世間に負ける泣かせたままで 日が暮れてお前が消えた あの日から夜の暗さが 身に沁みる詫びて酒汲む ひとり酒 酒に溺れて 縄のれんいつも気になる あの人恋し誰かと暮らす その気なら幸せならば それでいい胸の痛みを 耐えながら酒で薄める ひとり酒 雨の路地裏 酒を飲むいつも実らぬ 男と女止まり木揺れる その度に心の奥は 濡れたまま旅の夜露は 北の街酒につぶやく ひとり酒