男泣き – 八代亜紀

噂の好きな 人目をさけて
街を離れる この身のつらさ
何処に行こうか 行けばいいのか
過去を引きずる この足で
声を殺して 男泣き

歯の浮く様な なぐさめよりも
わずかひとつぶ 涙がほしい
聞いちゃいけない 聞く耳もたぬ
嘘の混じった いたわりは
影にかくれて 男泣き

血のにじむ程 口唇かんで
耐えるくやしさ 他人は笑う
悩みたくない 悩みはしない
不幸続きの 身の上を
無理にこらえる 男泣き

コメントを残す