優利香

カナデザクラ – 優利香

進む事が出来ない
戻る事も出来なくなって
随分笑えていないなぁ
強ばった頬 叩いてまた歩く

2番線プラットホーム
青空と裏腹な気持ちで立ち尽くす
忘れかけていたのは
温かい人の言葉

思い出して 思い出して 季節は
歌い出して 歌い出して
変わるよ

明日笑えれば
貴方が笑えれば
冴えない今日さえ愛おしくて
言葉に出来ない痛みは歌にして
咲かぬとも咲き誇れ
満開の春よ

テレビを見て過ごしても
虚しくて会いたかった
強くも優しくもなれない
そんな自分じゃ意味が無かった

思い出して 思い出して 奇跡は
歌い出して 歌い出して
起こすの

明日が晴れれば
貴方が笑えればいいや
遥か遠くの場所で繋がってる
言葉にならない日々は音にして
咲かぬとも咲かせるさ
満開の春を

当たり前が壊れても
揺るがないのは
僕らの未来は
眩しくて堪らない事

明日笑えれば
貴方が笑えれば
冴えない今日さえ力に変えて
奏咲春 今、痛みも音にして
咲くまで歌うから
満開の春よ

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