It must be love. – 伊藤美裕

なつかしい声に目を醒ませば
微睡(まどろ)みの中 かえらぬ時が舞い
手を伸ばしてもつかめない
たまらず涙 あふれる

この頃は柔らかい日差しが
辺りを包む レースの裾揺れて
飾ることないあの人が 扉を開けたと知っていた

注ぐほど増える愛があること
あなたは知らない 風は少し強まっている

ゆくえしれずの恋だってすてきさ
弾んでる 私の鼓動の音

悲しみにさらわれそうなときは
きれいなものを ただ眺めていたい
シャガールの絵の深い青
あなたを重ねて見ていた

注ぐほど増える愛は たしかで
ふたりならきっと 響き合える 筋書きどおり

ゆくえしらずの恋に身をあずけて
しあわせは 私が決めるから

生きてゆく 風に吹かれながら
生きてゆく それは醒めない夢