おんな牛若 運命橋 — 中西りえ

命懸けだと 清水の
舞台で見せて あげましょう
笛の音(ね)響け 心のままに
あなたを守り 愛し抜く
京都五条の 時の流れを
ひらりひらりと 越えてゆく
おんな牛若 運命(さだめ)橋

白い素肌の その内の
おんなの強さ 教えます
天狗のように 真っ赤な色の
愛情胸に 秘めている
京都五条の 風に抱かれて
ひらりひらりと 舞い踊る
おんな牛若 運命橋

恋の終りを 告げるよに
音羽の山に 陽が沈む
何人(なんびと)だって あなたと私
引き裂くものは 許さない
京都五条の 夜の嵐も
ひらりひらりと 越えてゆく
おんな牛若 運命橋