夏のせい – 中嶋ユキノ

台風が去った後の水たまりに 澄み切った青がうつる
誰かが踏めばゆらゆらと まるで小波が立つ海のよう

刺激的な暑さに駆られて 情熱的な恋でもしたいな
クールぶってるいつもの性格も 脱ぎ捨ててみよう
Summer days

なにもかも夏のせいにして 大胆に弾けてみたって いいでしょ
汐風に誘われて ふらり 渚に踊るように舞い降り
太陽の輝きに身をまかせ 加速してゆく

静まり返った真っ暗な空に 細かい光がパッと散る
すべて拾い集めたなら どんな綺麗な色になるだろう

小麦色に焼けた素肌が 浴衣の袖から顔を出して
生地の模様に合わせたネイルが 良く映えてる
Summer days

なにもかも夏のせいにして 艶やかな光を浴びるの いいでしょ
汐風に誘われて ふわり 波間に滑るように舞い降り
ためらわず飛び込んで どこまでも加速するの

去年の夏は 膝かかえて 窓枠の中の青空見ていた
過ぎてく時間を ただぼんやりと もてあまして
Summer days

二度とこの時は訪れない
だから 今を楽しもう

なにもかも夏のせいにして 大胆に弾けてみたって いいでしょ
汐風に誘われて ひとり なくした夏を探して
太陽の熱量に比例して 加速していく