雨のピチカート – 中山うり

わけもなく涙がこぼれそうで 早足になる
あくびしていつも通りやり過ごそう
雨上がりの街

少しずつ忘れては軽くなる
だけどかなしい
僕の心はまだ傘をさしてる

春になったらかっこいい靴を探しに行こう
どうでもいい話をきかせてよ

休みなく働く電車の音 光る街角
春はすぐそこ 鼻先をくすぐる

春になったら かっこいい靴をさがしにいこう
僕らの好きな曲を聴きながら

過ぎてゆく いくつもの風景になつかしい顔
いつまでも大人になれないね 多分これからも

休みなく働く電車の音 光る街角
春はすぐそこ おでこをなでる 音もなく
かかとで鳴らそう 雨上がりの道を