あんな男と世間の人は冷たい目をして 蔑むけれど貴方あっての私です貴方泣く時ゃ私も泣いてそれが夫婦の心の絆浪花女の女の意地がある生まれついての故郷なまり田舎者よと笑われながら悔し涙を見せたとき影に日向にかばってくれた貴方私の彼岸花浪花女に女になりました人の情けは銭では買えぬまして女の心の操 昔気質の意地っぱりそう言う私も昭和の女浮世世渡り下手やけど浪花女の女の夢がある
風に追われた 湯けむりに泣いてつかまる 長い夜心細さに 見る月は雲に消される 二十日月ひとり情の 熱海妻月のあかりで 妻と書く名前とかした なみだ文字こころ寒さに 宿帳を抱いて眠った 波の夜湯気に隠れる 熱海妻一生添えない 宿命(さだめ)でもあなた待つ夜の うれしさに酔えば咲きます おんな花梅花(うめ)によりそう 鶯あなた待ちます 熱海妻
何処まで行けば 胸の淋しさ振り切れますか 消せますか愛にはぐれた わたしには冷たすぎます 旅の風あぁ 女のしぐれ道肩よせ合った 深い絆は幻ですか 夢ですか辛い運命(さだめ)を 恨んでも募る心は ますばかりあぁ 女のしぐれ道強く生きろと 叱るのか頬をぶつよな 霙雨(みぞれ)あぁ 女のしぐれ道
鳴いて飛び交う カモメよりぐちも云えない 身がつらい憎さ三分に 愛しさ六分あとの一分で 出る涙未練木枯しひとり酒 港町波にただよう 浮き灯り凍(こお)りつきそな 夜更け頃すがりつきたい すがれば切れるうしろ髪ひく ことばかりなぜに二人を引き離す 港町隣合わせに 飲む人がなぜかあなたに みえてくる酒の辛さに 情の甘さ女ごころの ほろ苦さ霧笛海鳴りすきま風 港町
惚れたよ 惚れたよ まともじゃないわ男らしさに 惚れたのよエンヤ エンヤラそれひけエンヤラ 行こうじゃないの苦労七坂 浮世坂いいのよ いいのよ ひと間の暮らし泣きはしません つらくてもエンヤ エンヤラそれひけエンヤラ あなたとならば流れなさけの さだめ川そうだよ そうだよ
あなたのすべてを 欲しがってあなたの笑顔を 失くしたのあの時のあの時の 燃える想いを抱きしめて 抱きしめて今夜は酔わせて ふられの酒よ身体は遠くに 離れても心は近くに 感じますこの胸にこの胸に 涙ひとつぶ忘れたり しないでよ泣いたら明日も 見えなくなるわ出逢った夜更けも 雨でした別れた夜明けも 雨でしたいつの日か いつの日か
名護(なご)の港から舟を漕ぎ出せば海はどこまでも 枇杷(びわ)いろ夕陽エンヤラ エンヤラ エンヤラヨ愛(いと)しの海人私の想いも 乗せていっとくれはるか今帰仁(なきじん)の紅(あか)いサクラ花(ばな)海の夕焼けが 染めた紅(あか)だよエンヤラ エンヤラ エンヤラヨ愛(いと)しの海人私の想いも 熱(あつ)く染めとくれ残波岬(ざんぱみさき)にも星が光る頃海の神様に 古酒(クース)を捧げてエンヤラ エン
何処か似た様な うしろ姿(かげ)捜す鍛治町 広小路未練が言わせた 言葉が憎い浜松・はままつ・逢いたくて浜松恋の炎が 燃えた夜ひとり浜名湖 舘山寺追って行きたい 涙が熱い浜松・はままつ・追いかけて浜松凧揚げ祭りに 見たという噂 天竜川(てんりゅう) 中田島逢えぬ辛さの 火の酒苦い浜松・はままつ・泣きぬれて浜松知っちゃいないと 横向いたテールライトが 瞳(め)に痛い雨の浜北 佐久間秋葉街道(さくまあき
明日は逢えなくなる人にせめて笑顔でつぐお酒もしも女でなかったらついてゆきたやアリューシャンひとりさびしくニシン場に咲いたあたしは流れ花待てとあなたに言われても待っていますと言えぬ恋無理なねがいと知りながらゆかせたくないアリューシャンせめて御無事で帰る日を今はこころにいのるだけ霧ににじんだシコタンの赤い灯が泣く泣き明かすあれは亡き母 亡き父の今もしずかに眠る島
青い瀬戸海 あの街の灯も今夜かぎりで お別れね君の面影 心に抱いてさよなら さよなら四国の人よ さようならたとえはるばる 離れていても想うこころが 同じならきっと忘れず 便りをおくれさよなら さよなら四国の人よ さようなら白い朝霧 まぶしく胸に沁みてせつない 船の窓今度来るまで 又逢う日までさよなら さよなら四国の人よ さようなら
水割り一気に 呑みほして出直さないかと 聞くあなたあなたあなたの 真情(まごころ)に頬を泪が 走りますほんとに私で いいのでしょうか淋しさまぎれに 死にたいと思った夜更けも 二度三度あなたあなたに 寄り添えば明日という字が 見えてくるほんとに私で いいのでしょうか涕(な)くため生まれて きたようなおまえと倖せ みつけたいあなたあなたと ふり仰ぐ朝はゆきどけ 春間近ほんとに私で いいのでしょうか
酒よ今夜も 酔わせてよ季節はずれの 冷たい雨は未練をつれてた 通り雨ああ酔うほどに ああ酔うほどに過去(むかし)忘れの 酒気分(ごころ)酒に慕(おも)いを ぶつけたら雨に追われた 気まぐれ風が噂をつれて 乱れ舞うああ酔うほどに ああ酔うほどに涙まじりの 酒気分(ごころ)酒よお前に 酔わされて眠りゃ今夜も 無情の夢が理由も聞かずに 抱きにくるああ酔うほどに ああ酔うほどに未練重ねの 酒気分(ごころ)
波を凍らせて 吹雪の海は鉛色をして 吠(ほ)えるちぎれた想い出の 雁木(がんぎ)を焚(た)けばほろりいのち火が 哭(な)く鳥よ 渡り鳥よ 怨みは海に沈めて鳥よ 渡り鳥よ ふるさとへ帰れ恋は無情だと しがらむ風にあなた呼ぶ声も 荒(す)さぶ温(ぬく)もり欲しいよと 海峡宿にひとり 情け火を抱く鳥よ 渡り鳥よ かぶさる雪雲(くも)の彼方へ鳥よ 渡り鳥よ はるばると渡れしばれ砂浜に いつかは春が赤い浜な
どんな時でも お疲れ様と俺の支えは 女房の笑顔小節に色気が あるのと云って指のしぐさで くすぐりながら女房得意な 艶歌で俺のこころを 癒してくれる愛のかたちは ぬくもり酒で歌を肴に 酔わせてくれる今夜のお披露目 新曲ですと愛の歌詩(ことば)を 選んで歌う女房得意の 艶歌が俺のこころに しみるじゃないか立ててくれてる 表に出たらあなたあなたと 寄り添いながらお前と一緒で 幸せだよと男歌でも しっとり
ハイビスカスの 花びら散らし沖に消えてく 出船の汽笛ああ あなたなぜなぜ名瀬港 名瀬港ああ ひとり見送る島娘 島娘北風吹いて 海鳴り届く恋しなみだで 黒髪濡らすああ あなたいついついつ帰る いつ帰るああ 島の言葉は忘れたか 忘れたか紬の袖を かざして見ても船は見えない
誰も知らない南の果てに流れ流れて咲く恋の花女に生まれた 短かいいのち知っておくれか 窓打つ雨よ手折っておくれと たのみはしない嘘でも女はなさけの奴隷どうせ散るのが 女のさだめ咲いてあげよう やさしい人に甘いささやき 忘れもしない行きづりにちぎって 捨てた人泥にまみれて ふまれて泣いてすがるあの人いまいづこ暗い街角足音きけばもしやとときめく この愚かしさ遠くはなれた南の果てに咲いたあの日が ほんに怨
愛を紬(つむぎ)に 織りたいからと今朝の手紙に 書いて出す遠く離れて 思いは一つ糸で繋(つな)いだ 島なさけ加那(かな)は嫁入頃(たちごろ) 二十(はたち)ごろ愛の手で織る 大島紬(つむぎ) 紅の色柄(いろがら) 花模様浮ぶ面影 夜業(よなべ)の夜に二人交(かわ)した 秘め言葉加那(かな)は嫁入頃(たちごろ) 二十(はたち)ごろ愛の紬(つむぎ)を あなたに着せて連れて行きたい 夏まつり踊る振(ふ)
黄昏の黄昏の ポプラの並木道たたずめばはるか遠い 想い出が浮かぶあこがれたあこがれた 都会の片隅で何もない部屋の中に あなただけがいた1970年の あの夏の日はいつまでもどうしても 忘れられない幸せにつつまれた 茉莉花のかほりあの頃の流行歌 くちずさみながらこの街をこの街を 走る路面電車消え去った同じ道に 人があふれてるなつかしいなつかしい 小さな喫茶店窓ぎわで二人ずっと 見つめ合っていた1970
あなた命と 決めてから痛む過去の 傷あとはみんな忘れて 夢になるおとこ花おんな花 咲かせたい死ぬまで一緒と 盃かわすわたし燃えます 貴方とならばどんな辛さも 分け合えばい明日の幸せ 呼ぶようなつか心に 虹を見るおとこ花おんな花 咲かせたい苦労なんかに 負けたりしないわたし生きます 貴方とならばうれし涙が 熱すぎて好きなあなたが
若いってどんな色 若いってどんな色若いって若いって 若いってレモン色夢見るってどんな色 夢見るってどんな色夢見るって夢見るって 夢見るってピンク色女ごころは 花時計男ごころに ひらひらとにおわせて ふれさせて時が織りなす色もよう恋するってどんな色 恋するってどんな色恋するって恋するって 恋するってバラ色ね夕顔ってどんな顔 夕顔ってどんな顔酔うほどにくどく男 朝になればしらん顔嘘つきってどんなつき
うわさ覚悟の忍び立ち秋給せ 吹き抜ける しぐれ風あなた許して わがままを逃げる背中に 降りかかる落葉かなしや 岩寿の女冷めて重ねる 盃にゆれもせず 消えてゆく 口紅の色罪の重さに 耐えながら燃えてこぼれる ひとすじの泪はかなや 岩寿の女道をはずした わたしです責めならば 受けましょう
白銀の 白銀の 谷のほとりに花ひらく 花ひらく 雪割草よ夢ひとつ ああ 雪崩に消えて道さえも 見えぬ眸に沁みとおる 沁みとおる 花の薄紅花びらの 花びらの 淡い香りに浮かびくる 浮かびくる 遙かな人よ信濃路の
どんなきれいな 花よりも貴方の 笑顔に心やすらぐ 愛がある幸福(しあわせ)うすい 私にも春がきたのね おそ咲きの生きててよかった 今日までひとりひとりじゃ渡れぬ 川ならば私が あなたの錨(いかり)おろした 舟になる女の一番きれいな時を貴方にささげて みたかったごめんなさいね 過去ある女で女四十路(よそじ)は すぎたけど死ぬまで青春愛がこころの 十字星幸せ忘れた
心 心 心だましてひとり飲む酒まぶたを閉じれば あああなたが見える私が死んだら あの海へ流して女だから 女だから耐える 忍ぶ あせる ふるえるあなたに逢いたい好きよ 好きよ 好きよ好きです胸の底から泣いたりしないわ あああなたに逢うまで夏から秋へと 色あせる桟橋寒い程に 寒い程に胸の中を かけてゆきますおもいで散らして私が死んだら あの海へ流して女だから 女だから耐える 忍ぶ あせる ふるえるあな
男は夢に 賭けている女は恋に 生きている切れない未練 抱きながら海峡渡って ひとり…冬の冬の銀河は 寒々と北の北の夜空に 炎えて 炎えている消えては浮かぶ 思い出があきらめかけた 胸を刺すわかままだった 一年を許して下さい あなたどこへどこへ帰るの 凍鶴(いてづる)は北の北の砂丘は 花も 花もない男は旅に やすらぎを女は愛に ぬくもりを雲間にひとつ 母の星一途に生きよと ひかる冬の冬の銀河は 寒々
つらい恋です 灯りがほしい足もと照らしてください ねえ あなた尽すことしかできないけれどわたしのどこが いけないのあゝ ポツリ涙の 片恋おんなお酒下さい 今夜はひとり飲めないけれども 酔います ねえ あなたうらむそばから また恋しがるわたしをなぜに いじめるのあゝ つのる想いの
男はきれいに 捨てましたいったそばから また惚れていつか身につく 不幸ぐせいま頃あの人 どうしてる甲斐性ないから 気になって酒は手酌で ほろ酔いで…片意地はっても おんなです肩がおちます 夜更けどきつくしきりたい 抱かれたいみれんを肴に わすれ酒猫にからんで 逃げられて酒は手酌で ほろ酔いで…明日はどうやら 雨もよいどこであの人 雨やどりさしてあげたい おんな傘帰っておいでよ いつだって吐息まじり
天国と地獄…貴方はどちらを選びますか見えない旅路の別れ道胸がヒリヒリ痛みます死ぬよりも何よりも生きてく方がもっとつらいワでも前を見つめて階段上がるのそこには幼い頃の夢が待ってるワ人生は人生は人生は天国と地獄の背中あわせ天国と地獄…貴方はどちらを選びますか心の鏡の裏表闇にシンシン聞こえます泣くよりも何よりも泣かせる方がもっとつらいワでも過去を忘れて扉を開けるのそこには命をこがす愛が待ってるワ人生は人
おまえと呼ばれりゃ あんたと答えるそんな二人に 南風生きてた甲斐が あったねとやっと味わう 夫婦酒倖せを ありがとう流す涙が 今夜はあついおまえの言えない 傷あとなんか苦労の数が 消している雨にも負けない 花だもの振りかえるなよ すんだこと倖せをありがとう流す涙も 今夜はうれしいおまえに俺が あげられるもの変らぬ気持と この命めぐりまわって
夢を探して 来た東京でさくら咲けば 思い出す母さん達者で 暮らしているか青い海を 泣かせるように花は咲いたか アダンの花は遠い故郷(ふるさと) 奄美の島よ人の情けが 恋しい東京でこぶし咲けば 思い出す頑固な父さん 酒飲む顔を緑の山に 雪降るように花は咲いたか イジュの花は遠い故郷(ふるさと) 奄美の島よ大きな望みを 持つ東京でつばき咲けば 思い出す愛しいあの人 どうしているか空に果てない 面影浮か