男の胸に いつからか出来たちいさな 水たまり飲んでどうなる この世じゃないが他人(ひと)にみせない こころの涙酒に今夜も 酒に今夜も捨てに来る世間の無情 かすり傷風が体を 吹きぬけるいつか馴染んだ 居酒屋のれん男ひとりの 手酌の酒に夢の苦(にが)さを 夢の苦さを噛みしめる灯りもうすい 路地裏を右に左に 千鳥足責めてくれるな 男の弱さ命ぬくめる 熱燗酒が生きる明日(あした)の 生きる明日のちから水
雨の外苑 夜霧の日比谷今もこの目に やさしく浮かぶ君はどうして いるだろかあゝ 東京の灯よ いつまでもすぐに忘れる 昨日もあろうあすを夢みる 昨日もあろう若い心の アルバムにあゝ 東京の灯よ いつまでも花のくちびる 涙の笑顔淡い別れに ことさら泣けたいとし羽田の あのロビーあゝ 東京の灯よ いつまでも
千両万両 積んだとて銭じゃ買えない 人ごころ受けた情の 数々に上州子鴉(じょうしゅうこがらす) 泣いて居(お)ります泣いて居ります この通り「わしゃァ姐(ねえ)さんのようないい人に、めぐり逢ったのは初めてだ、はい、はい、きっと成ります。横綱(よこづな)になった姿を姐(ねえ)さんに見て貰います。そしてなァ、わしゃ死んだおっ母さんの御墓の前で立派(りっぱ)な土俵入りがしたい……」野暮(やぼ)な浮世の 
しのび会う恋をつつむ夜霧よ知っているのかふたりの仲を晴れて会えるその日までかくしておくれ 夜霧 夜霧僕等はいつもそっと云うのさ夜霧よ今夜も有難う夜更けの街にうるむ夜霧よ知っているのか別れのつらさいつか二人でつかむ幸せ祈っておくれ 夜霧 夜霧僕等はいつもそっと云うのさ夜霧よ今夜もありがとう
泣くな妹よ 妹よ泣くな泣けば幼い ふたりして故郷を捨てた 甲斐がない遠いさびしい 日暮の路で泣いて叱った 兄さんの涙の声を 忘れたか雪も降れ降れ 夜路の果てもやがてかゞやく あけぼのにわが世の春は きっと来る生きてゆこうよ 希望に燃えて愛の口笛 高らかにこの人生の 並木路
雨はふるふる 人馬はすすむかわい稚児(ちご)どんが ぬれて行くあゝ散るが花かよ 田原(たばる)坂下げた血刀 笑うて振れば風にとぶとぶ 乱れ雲あゝ屍(かばね)さらすか 田原坂我が胸の燃ゆる思いに くらぶればけむりはうすし 桜島山どこで散ろうと 男の生命(いのち)啼くな雲間の 時鳥(ほととぎす)あゝつきぬ恨みの 田原坂
泣けた 泣けたこらえ切れずに 泣けたっけあの娘(こ)と別れた 哀しさに山の懸巣(かけす)も 啼いていた一本杉の石の地蔵さんのヨー 村はずれ遠い 遠い思い出しても 遠い空必ず東京へ 着いたなら便りおくれと いった娘(ひと)リンゴのような赤いほっぺたのヨー あの涙呼んで 呼んでそっと月夜にゃ 呼んでみた嫁にも行かずに この俺の帰りひたすら 待っているあの娘はいくつとうに二十(はたち)はヨー 過ぎたろに
便りがないのは 元気というが母さん朝晩 ご先祖様におまえの無事を 祈ってる一度帰れよ 笑顔(かお)みせにもうすぐ祭りだよ おまえの故郷(ふるさと)は隣の息子(せがれ)は 神輿を担(かつ)ぎ二十歳のあの娘は 浴衣で踊る皆んなおまえを 待ってるよ幟(のぼり)はためく 鎮守さまもうすぐ祭りだよ 遠くで笛太鼓父さん今年で 還暦だから親子で一緒に お神酒(みき)に酔ってお祝いしよう 水いらず赤く熟れたよ 柿
おぼえているかい 故郷の村をたよりもとだえて 幾年(いくとせ)過ぎた都へ積み出す まっかなリンゴ見るたびつらいよ俺(おい)らのナ 俺らの胸がおぼえているかい 別れたあの夜泣き泣き走った 小雨のホーム上りの夜汽車の にじんだ汽笛せつなく揺するよ俺らのナ 俺らの胸をおぼえているかい 子供の頃に二人で遊んだ あの山・小川昔とちっとも 変わっちゃいない帰っておくれよ俺らのナ 俺らの胸に
ハァー あの日ローマで ながめた月が(ソレ トトントネ)きょうは都の 空照らす(ア チョイトネ)四年たったら また会いましょとかたい約束 夢じゃないヨイショ コーリャ 夢じゃないオリンピックの 顔と顔ソレトトント トトント 顔と顔ハァー 待ちに待ってた 世界の祭り(ソレ トトントネ)西の国から 東から(ア チョイトネ)北の空から 南の海もこえて日本へ どんときたヨイショ コーリャ どんときたオリン
渡り鳥 北国を 見てきたろふるさとの 夕焼けは きれいだろさんま焼く おふくろが けむたそうに涙ふく あの姿 見えたろか羽があるなら この俺も飛んで行きたい 帰りたい渡り鳥 ふるさとの あの娘から言付けが なかったか 待ってるとあのときは さよならと 背のびして踏切で 泣いていた 花すすき詫びをみやげに 山の駅夢で夜汽車を 走らせる渡り鳥 人生も 旅だから俺のこと 仲間だと 呼んでくれ苦労山 涙川
霧笛がせつない ため息ならば夜霧は恋しい 涙だよ愛に嘘など ないけれど今は出来ない 倖せにさらば…おさらば… 可愛い女(ひと)よ釧路 青森 流れて石巻夕陽の海峡 出てゆく船に未練のしぶきが 降りかかる過去の傷もつ この俺にゃ綺麗すぎるよ あの純情(こころ)さらば…おさらば… やさしい女よ明石 舞鶴 流れて糸魚川ふるさと岬の 泣き虫カモメ最後の港さ その胸がおとこ磨いて 出直していつか迎えに 帰るま
あなたに逢えない 淋しさにひとり駅裏 酔待ち酒場悪い人です あなたって夢を見させて それっきりグラスの氷を 小指でまぜりゃ想い出カラコロ カラコロ空まわりボトルにあなたの 似顔絵を書いて名を呼ぶ 酔待ち酒場駄目なおんなね 私って憎みきれない みれん癖あの人まだかと お客に言われ心がシクシク シクシク痛む夜噂を聞くたび 恋しくて足が向くのよ 酔待ち酒場罪な人です あなたって涙でるほど 惚れさせて逢え
惚れて 惚れて惚れていながら 行く俺に旅をせかせる ベルの音つらいホームに 来は来たが未練心に つまずいて落とす涙の 哀愁列車燃えて 燃えて燃えてすごした 湯の宿にうしろ髪ひく 灯がひとつ今宵逢瀬を 待ちわびる君の幸せ 祈りつつ旅にのがれる 哀愁列車泣いて 泣いて泣いているのを 知らぬげに窓は二人を 遠くするこらえきれずに 見返ればすがるせつない 瞳のような星がとぶとぶ 哀愁列車
思い出したんだとさ逢いたく なったんだとさいくらすれても 女はおんな男心にゃ 分かるもんかと沖の煙りを 見ながらああ あの娘が泣いてる 波止場呼んでみたんだとさ淋しく なったんだとさどうせカーゴの マドロスさんは一夜どまりの 旅の鴎と遠い汽笛を しょんぼりああ あの娘は聞いてる 波止場なみだ捨てたんだとさ待つ気に なったんだとさ海の鳥でも 月夜にゃきっと飛んでくるだろ 夢ではるばるそれを頼りに い
恋の涙か 蘇鉄の花が風にこぼれる 石畳噂にすがり ただ一人尋ねあぐんだ 港町ああ 長崎の 長崎の女海を見下ろす 外人墓地で君と別れた 霧の夜サファイヤ色の まなざしが燃える心に まだ残るああ 長崎の 長崎の女夢をまさぐる オランダ坂にしのび泣くよな 夜が来る忘れることが 幸せと遠く囁やく 鐘の音ああ 長崎の 長崎の女
伊豆の山々 月あわく灯りにむせぶ 湯のけむりああ 初恋の君をたずねて 今宵またギター爪弾く 旅の鳥風のたよりに 聞く君は温泉(いでゆ)の町の 人の妻ああ 相(あい)見ても晴れて語れぬ この思いせめて届けよ 流し唄あわい湯の香も 路地裏も君住む故に なつかしやああ 忘られぬ夢を慕いて 散る涙今宵ギターも むせびなく
あれを御覧と 指差すかたに利根の流れを ながれ月昔笑うて 眺めた月も今日は今日は 涙の顔で見る愚痴じゃなけれど 世が世であれば殿の招きの 月見酒男平手と もてはやされて今じゃ今じゃ 浮世を三度笠もとをただせば 侍そだち腕は自慢の 千葉仕込み何が不足で 大利根ぐらし故郷(くに)じゃ じゃ故郷じゃ 妹が待つものを
はじめて来た この港たった短い 四、五日だけど汽笛一声 別れるつらさ涙でうるむ 街あかりさいはての港遠くにかすむ あの港今度来たときゃ しばらく滞在(くら)そうさらばいとしの 国後(くなじり)岬淋しく月も ぬれている北海航路死ぬほど好きな あの人に無理に別れる つもりはないが男船乗り 荒波こえてまたくる日まで 違う日まで元気でさようなら
晴れの門出の はなむけに唄に踊りに 手拍子を今日はめでたい 心の船出辛いこの世の 荒波越えてドンと漕ぎ出す 祝い船今度港に 着くときは子舟孫舟 連れて来い今日はめでたい 二人の船出愛の積荷と しあわせ乗せて鶴と亀との 祝い船いまは名もない 舟だけどいつかなります 宝船今日はめでたい 希望の船出夢の帆柱 天までとどけ舵を明日へ 祝い船
やると思えば どこまでやるさそれが男の 魂じゃないか義理がすたれば この世は闇だなまじとめるな 夜の雨あんな女に 未練はないがなぜか涙が 流れてならぬ男ごころは 男でなけりゃ解るものかと あきらめた時世時節は 変ろとままよ吉良の仁吉は 男じゃないかおれも生きたや 仁吉のように義理と人情の この世界
白樺 青空 南風こぶし咲くあの丘北国のああ 北国の春季節が都会ではわからないだろうと届いたおふくろの小さな包みあの故郷(ふるさと)へ帰ろかな 帰ろかな雪どけ せせらぎ 丸木橋落葉松(からまつ)の芽がふく北国のああ 北国の春好きだとおたがいに 言いだせないまま別れてもう五年 あのこはどうしてるあの故郷へ帰ろかな 帰ろかな山吹き 朝霧 水車小屋わらべ唄聞こえる北国のああ 国の春あにきもおやじ似で無口な
逢いたいあなたに 逢えない夜は熱爛飲んでも こころが寒い男の気まぐれ信じて待つなんて…馬鹿よ馬鹿よね 女って涙…ほろほろ 人恋酒場おんなが手酌で 酔ってる姿本当はあなたに 見せたくないの遊びじゃないよとやさしく抱いたひと…肩でため息 つくたびに暖簾…はらはら 人恋酒場お猪口にくちびる 押しあてながらふたりの想い出 まぶたで追うのあなたがこの世で最後のひとだから…早く迎えに 来て欲しいこころ‥…ゆら
いつでも帰れる 故郷(ふるさと)があるから人は 頑張れる土産はないけど おふくろに元気な姿を 見せるのさ胸の線路(レール)を 軋(きし)ませながら望郷列車よ ふるさとへ走れこころと身体の 疲れならあの娘を見れば 吹っとぶさ歳月(つきひ)がふたりを 隔てても変わりはしないさ この愛は白い吹雪を 蹴散らしながら望郷列車よ ふるさとへ走れ夜明けの光が 射す頃に故郷に着くさ あの町に頑固な親父と 久し振り
夢じゃ夢じゃと 笑わば笑え我がなす心は 我しか知らぬ日本の夜明けを 手繰るため天駆(てんか)け 海越え 地を奔(はし)るいごっそ魂 土佐 龍馬人としてなら 太平洋か望みはでっかく 持たねばならぬ世界をみすえて 行く道は一つじゃないさと 桂浜いごっそ魂 土佐 龍馬過去は云うなよ 未来を語れその気で担げば 日本は軽い理想をもとめる こころざし成就をめざして ひとすじにいごっそ魂 土佐 龍馬
剱岳(つるぎだけ)尊(とうと)き峰の 風をうけこころに花を 咲かせたいやると決めたら やろうじゃないかいまはがまんの 人生峠見ろよ青空 雲がゆく立山の白雪のせた パノラマは雄々(おお)しき宝 夢舞台人に拒まれ あまたの苦労越えてみがいた おとこの誉れ待てばかがやく あすがある富山湾アルプスくぐる 雪解けの清らな水を 湛(たた)えてるめぐりめぐって 生命(いのち)はめぐる義理もなさけも 枯らしちゃな
うたかたの 微睡(まどろみ)の中愛おしき その人は一瞬(ひととき)の 愛から目覚め闇のなか 消えてゆく引き止める 事も叶わず指先は 宙をさまよう夢か現(うつ)つか 幻影(まぼろし)かかげろうの恋よ人知れず 焦がれて燃えて隠れ逢う 夜の中哀切(せつなさ)に 傷つき泣いて花の露 散らすのかあきらめる 術(すべ)もないまま満月に 祈るこの愛夢か現つか 幻影かかげろうの恋よ引き止める 事も叶わず指先は 宙
人生なんて ひと幕物のお芝居ですね 夢ですねこの帯も この帯留めもみれん名残の 梅の花ああ おんなおんな一輪 雪に散るさだめが描く 筋書き通りここまで生きて きたのですあの愛も あの秘めごともみんな知ってる 糸切り歯ああ おんなおんな一輪 雪に散るまぶたの裏で 小雪のようにあの夜が今も 泣きじゃくるその花を 梅一輪を抱いてあしたの 旅支度ああ おんなおんな一輪 雪に散る
剣をとっては 日本一に夢は大きな 少年剣士元気いっぱい 一度や二度の失敗なんかにゃ くじけない オーがんばれ 強いぞ ぼくらの仲間赤胴鈴之助父のかたみの 赤胴つけてかける気合も 真空切りよなんの負けるな 稲妻切りに散らす火花の 一騎討ち オーがんばれ すごいぞ ぼくらの仲間赤胴鈴之助山は夕やけ いちばん星は母によく似た きれいな瞳つらい時にも 勇気を出して正しいことをやりとおす オーがんばれ たの
さあ行くんだ その顔を上げて新しい風に 心を洗おう古い夢は 置いて行くがいいふたたび始まる ドラマのためにあの人はもう 思い出だけど君を遠くで 見つめてるThe Galaxy Express 999Will take you on a journeyA never ending journeyA journey to