今もひとりと聞いたんだよ泣いていたよと聞いたんだよ無理な別れを したけれど惚れていたんだ 本当は遠くで霧笛が 咽(むせ)ぶたび酒場の噂が 俺を責める忘れられずにいたんだろう俺を探(さが)していたんだろうむかし馴染みも ママさんもみんな心配 してくれる想い出まぶたを 過(よぎ)るたび酒場の噂が こころ燃やす待っているわと言ったんだね夢にみるのと言ったんだね古いボトルに まだ残る君の似顔絵 頭(かしら
はぁ~あぁ~土佐の高知はしょうえいよはりまや橋の 恋物語ひろめ市場に 日曜市は買ってよし 食べてよし賑わう通りを見守る高知城はぁ~あぁ~足摺岬の初日の出春を告げるは 雪割桜ゆずの花咲く 季節のあとは土佐の高知も 夏盛り鳴子を両手によさこい祭りぜよはぁ~あぁ~春の名物初ガツオ赤くて甘い フルーツトマト夏は涼しい 屋形船四万十川に淀川天然鰻に鮎釣り手長海老はぁ~あぁ~秋は新高梨(にいたか)四方竹脂がの
見上げる山に くらべればなんとちっちゃい この世の苦労豊かな河にくらべればほんの一滴 おいらの涙山よ 河よ 故郷よ俺も男だ 負けないぜ望(のぞ)みを抱(いだ)き 故郷の山に誓った 夜汽車の窓よ海苔巻きムスビ 頬張れば母の笑顔が 浮かんで泣けた山よ 河よ 故郷よきっと男に なるからさ流れる河の その果てはいつも決まって でっかい海さ夢だけ捨てずに 生きてけばいつかなれるさ でっかい海に山よ 河よ 故
アーアーアー波がドンと来りゃ 飛沫(しぶき)の花が咲いた咲いたよ ニシバの胸に叫ぶ親潮 北の涯てしみじみと 遙かにしのぶ メノコの港エンヤラドッコイショドッコイドッコイショあゝ 北海の満月よアイヌ絣に ぴったり附いた銀の鱗は メノコの愛情(こころ)思い出される イヨマンテ噂でも 運んでおくれ シベリヤ颪エンヤラドッコイショドッコイドッコイショあゝ 北海の満月よ夢の帆綱を きりりと巻いて月に捧げる 
一度決めたら 二度とは変えぬこれが自分の 生きる道泣くな迷うな 苦しみ抜いて人は望みを はたすのさ雪の深さに 埋もれて耐えて麦は芽を出す 春を待つ生きる試練に 身をさらすとも意地をつらぬく 人になれ胸に根性の 炎を抱いて決めたこの道 まっしぐら明日にかけよう 人生一路花は苦労の 風に咲け
好きで呑んでる お酒じゃないわひとりが淋しい 片恋酒よ遊び上手(じょうず)な あなたでも噂を聞く度(たび) 逢いたくてつらいのよ つらいのよバカな女と 言われても忘れられない 恋だから面影グラスに 忍び泣く荒(あ)れた生活(くらし)の 今日この頃は酔う程未練が 身にしみるのよ夢で激しく 燃えるよりやさしい強さで 抱きしめて欲しいのよ 欲しいのよバカな女と 言われても忘れられない 恋だから面影グラス
お前が20歳になったら 酒場で二人で飲みたいものだぶっかき氷に焼酎入れて つまみはスルメかエイのひれお前が20歳になったら 想い出話で飲みたいものだしたたか飲んでダミ声上げて お前の20歳を祝うのさいいか男は 生意気ぐらいが丁度いいいいか男は 大きな夢を持て野風増(のふうぞ) 野風増 男は夢を持て……!!お前が20歳になったら 女の話で飲みたいものだ惚れて振られた昔のことを 思い出してはにが笑いお
生きてるかぎりは どこまでも探しつづける 恋ねぐら傷つきよごれた わたしでも骨まで 骨まで骨まで愛して ほしいのよやさしい言葉に まどわされこのひとだけはと 信じてる女をなぜに 泣かすのよ骨まで 骨まで骨まで愛して ほしいのよなんにもいらない 欲しくないあなたがあれば しあわせよわたしの願いは ただひとつ骨まで 骨まで骨まで愛して ほしいのよ
利根の利根の川風 よしきりの声が冷たく 身をせめるこれが浮世か見てはいけない 西空見れば江戸へ江戸へひと刷毛(はけ) あかね雲「佐原囃子が聴こえてくらァー想い出すなァ…、御玉ヶ池の千葉道場か うふ…。 平手造酒も、今じゃやくざの用心棒 人生裏街道の枯落葉か。」義理の義理の夜風に さらされて月よお前も 泣きたかろこゝろみだれて抜いたすすきを 奥歯で噛んだ男男泪(なみだ)の 落し差し「止めて下さるな、
しのび泣くよな 小夜(さよ)しぐれ窓にこころに 降りしきる今宵ひと夜の 雨情の宿で忘れられたら いいものを憎い恋しい 波の音人の運命(さだめ)を 恨んでも元のふたりに 戻れない湯の香せつない 雨情の宿でさした紅より 肌を染め堕ちてゆきます 恋の闇ほつれ黒髪 梳(と)かす指やさしすぎると つらくなる名残りつきない 雨情の宿で明日(あす)は他人に なる身ならせめて酔わせて 夜明けまで
あなたに会えた あの時は海にでたばかり…木の葉の舟で 身をもみながら希望を胸に 乗り越えたありがとう あなたの笑顔 信じてよかったありがとう わたしを照らす あなたは灯台無駄にも見えた あの苦労それが宝もの…見果てぬ夢で 終わらぬように夕日に祈り 燃えていたありがとう あなたの笑顔 信じてよかったありがとう わたしを照らす あなたは灯台ありがとう あなたの笑顔 信じてよかったありがとう わたしを照
青い芽をふく 柳の辻に花を召しませ 召しませ花をどこか寂しい 愁いを含む瞳いじらし あの笑くぼああ 東京の花売娘夢を見るよに 花籠抱いて花を召しませ 召しませ花を小首かしげりゃ 広重描く月も新たな 春の宵ああ 東京の花売娘ジャズが流れる ホールの灯影花を召しませ 召しませ花を粋なジャンバーの アメリカ兵の影を追うよな 甘い風ああ 東京の花売娘
男の胸に いつからか出来たちいさな 水たまり飲んでどうなる この世じゃないが他人(ひと)にみせない こころの涙酒に今夜も 酒に今夜も捨てに来る世間の無情 かすり傷風が体を 吹きぬけるいつか馴染んだ 居酒屋のれん男ひとりの 手酌の酒に夢の苦(にが)さを 夢の苦さを噛みしめる灯りもうすい 路地裏を右に左に 千鳥足責めてくれるな 男の弱さ命ぬくめる 熱燗酒が生きる明日(あした)の 生きる明日のちから水
雨の外苑 夜霧の日比谷今もこの目に やさしく浮かぶ君はどうして いるだろかあゝ 東京の灯よ いつまでもすぐに忘れる 昨日もあろうあすを夢みる 昨日もあろう若い心の アルバムにあゝ 東京の灯よ いつまでも花のくちびる 涙の笑顔淡い別れに ことさら泣けたいとし羽田の あのロビーあゝ 東京の灯よ いつまでも
千両万両 積んだとて銭じゃ買えない 人ごころ受けた情の 数々に上州子鴉(じょうしゅうこがらす) 泣いて居(お)ります泣いて居ります この通り「わしゃァ姐(ねえ)さんのようないい人に、めぐり逢ったのは初めてだ、はい、はい、きっと成ります。横綱(よこづな)になった姿を姐(ねえ)さんに見て貰います。そしてなァ、わしゃ死んだおっ母さんの御墓の前で立派(りっぱ)な土俵入りがしたい……」野暮(やぼ)な浮世の 
しのび会う恋をつつむ夜霧よ知っているのかふたりの仲を晴れて会えるその日までかくしておくれ 夜霧 夜霧僕等はいつもそっと云うのさ夜霧よ今夜も有難う夜更けの街にうるむ夜霧よ知っているのか別れのつらさいつか二人でつかむ幸せ祈っておくれ 夜霧 夜霧僕等はいつもそっと云うのさ夜霧よ今夜もありがとう
泣くな妹よ 妹よ泣くな泣けば幼い ふたりして故郷を捨てた 甲斐がない遠いさびしい 日暮の路で泣いて叱った 兄さんの涙の声を 忘れたか雪も降れ降れ 夜路の果てもやがてかゞやく あけぼのにわが世の春は きっと来る生きてゆこうよ 希望に燃えて愛の口笛 高らかにこの人生の 並木路
雨はふるふる 人馬はすすむかわい稚児(ちご)どんが ぬれて行くあゝ散るが花かよ 田原(たばる)坂下げた血刀 笑うて振れば風にとぶとぶ 乱れ雲あゝ屍(かばね)さらすか 田原坂我が胸の燃ゆる思いに くらぶればけむりはうすし 桜島山どこで散ろうと 男の生命(いのち)啼くな雲間の 時鳥(ほととぎす)あゝつきぬ恨みの 田原坂
泣けた 泣けたこらえ切れずに 泣けたっけあの娘(こ)と別れた 哀しさに山の懸巣(かけす)も 啼いていた一本杉の石の地蔵さんのヨー 村はずれ遠い 遠い思い出しても 遠い空必ず東京へ 着いたなら便りおくれと いった娘(ひと)リンゴのような赤いほっぺたのヨー あの涙呼んで 呼んでそっと月夜にゃ 呼んでみた嫁にも行かずに この俺の帰りひたすら 待っているあの娘はいくつとうに二十(はたち)はヨー 過ぎたろに
便りがないのは 元気というが母さん朝晩 ご先祖様におまえの無事を 祈ってる一度帰れよ 笑顔(かお)みせにもうすぐ祭りだよ おまえの故郷(ふるさと)は隣の息子(せがれ)は 神輿を担(かつ)ぎ二十歳のあの娘は 浴衣で踊る皆んなおまえを 待ってるよ幟(のぼり)はためく 鎮守さまもうすぐ祭りだよ 遠くで笛太鼓父さん今年で 還暦だから親子で一緒に お神酒(みき)に酔ってお祝いしよう 水いらず赤く熟れたよ 柿
おぼえているかい 故郷の村をたよりもとだえて 幾年(いくとせ)過ぎた都へ積み出す まっかなリンゴ見るたびつらいよ俺(おい)らのナ 俺らの胸がおぼえているかい 別れたあの夜泣き泣き走った 小雨のホーム上りの夜汽車の にじんだ汽笛せつなく揺するよ俺らのナ 俺らの胸をおぼえているかい 子供の頃に二人で遊んだ あの山・小川昔とちっとも 変わっちゃいない帰っておくれよ俺らのナ 俺らの胸に
ハァー あの日ローマで ながめた月が(ソレ トトントネ)きょうは都の 空照らす(ア チョイトネ)四年たったら また会いましょとかたい約束 夢じゃないヨイショ コーリャ 夢じゃないオリンピックの 顔と顔ソレトトント トトント 顔と顔ハァー 待ちに待ってた 世界の祭り(ソレ トトントネ)西の国から 東から(ア チョイトネ)北の空から 南の海もこえて日本へ どんときたヨイショ コーリャ どんときたオリン
渡り鳥 北国を 見てきたろふるさとの 夕焼けは きれいだろさんま焼く おふくろが けむたそうに涙ふく あの姿 見えたろか羽があるなら この俺も飛んで行きたい 帰りたい渡り鳥 ふるさとの あの娘から言付けが なかったか 待ってるとあのときは さよならと 背のびして踏切で 泣いていた 花すすき詫びをみやげに 山の駅夢で夜汽車を 走らせる渡り鳥 人生も 旅だから俺のこと 仲間だと 呼んでくれ苦労山 涙川
霧笛がせつない ため息ならば夜霧は恋しい 涙だよ愛に嘘など ないけれど今は出来ない 倖せにさらば…おさらば… 可愛い女(ひと)よ釧路 青森 流れて石巻夕陽の海峡 出てゆく船に未練のしぶきが 降りかかる過去の傷もつ この俺にゃ綺麗すぎるよ あの純情(こころ)さらば…おさらば… やさしい女よ明石 舞鶴 流れて糸魚川ふるさと岬の 泣き虫カモメ最後の港さ その胸がおとこ磨いて 出直していつか迎えに 帰るま
あなたに逢えない 淋しさにひとり駅裏 酔待ち酒場悪い人です あなたって夢を見させて それっきりグラスの氷を 小指でまぜりゃ想い出カラコロ カラコロ空まわりボトルにあなたの 似顔絵を書いて名を呼ぶ 酔待ち酒場駄目なおんなね 私って憎みきれない みれん癖あの人まだかと お客に言われ心がシクシク シクシク痛む夜噂を聞くたび 恋しくて足が向くのよ 酔待ち酒場罪な人です あなたって涙でるほど 惚れさせて逢え
惚れて 惚れて惚れていながら 行く俺に旅をせかせる ベルの音つらいホームに 来は来たが未練心に つまずいて落とす涙の 哀愁列車燃えて 燃えて燃えてすごした 湯の宿にうしろ髪ひく 灯がひとつ今宵逢瀬を 待ちわびる君の幸せ 祈りつつ旅にのがれる 哀愁列車泣いて 泣いて泣いているのを 知らぬげに窓は二人を 遠くするこらえきれずに 見返ればすがるせつない 瞳のような星がとぶとぶ 哀愁列車
思い出したんだとさ逢いたく なったんだとさいくらすれても 女はおんな男心にゃ 分かるもんかと沖の煙りを 見ながらああ あの娘が泣いてる 波止場呼んでみたんだとさ淋しく なったんだとさどうせカーゴの マドロスさんは一夜どまりの 旅の鴎と遠い汽笛を しょんぼりああ あの娘は聞いてる 波止場なみだ捨てたんだとさ待つ気に なったんだとさ海の鳥でも 月夜にゃきっと飛んでくるだろ 夢ではるばるそれを頼りに い
恋の涙か 蘇鉄の花が風にこぼれる 石畳噂にすがり ただ一人尋ねあぐんだ 港町ああ 長崎の 長崎の女海を見下ろす 外人墓地で君と別れた 霧の夜サファイヤ色の まなざしが燃える心に まだ残るああ 長崎の 長崎の女夢をまさぐる オランダ坂にしのび泣くよな 夜が来る忘れることが 幸せと遠く囁やく 鐘の音ああ 長崎の 長崎の女
伊豆の山々 月あわく灯りにむせぶ 湯のけむりああ 初恋の君をたずねて 今宵またギター爪弾く 旅の鳥風のたよりに 聞く君は温泉(いでゆ)の町の 人の妻ああ 相(あい)見ても晴れて語れぬ この思いせめて届けよ 流し唄あわい湯の香も 路地裏も君住む故に なつかしやああ 忘られぬ夢を慕いて 散る涙今宵ギターも むせびなく
あれを御覧と 指差すかたに利根の流れを ながれ月昔笑うて 眺めた月も今日は今日は 涙の顔で見る愚痴じゃなけれど 世が世であれば殿の招きの 月見酒男平手と もてはやされて今じゃ今じゃ 浮世を三度笠もとをただせば 侍そだち腕は自慢の 千葉仕込み何が不足で 大利根ぐらし故郷(くに)じゃ じゃ故郷じゃ 妹が待つものを