函館を ふりだしに一年 三百六十五日カラオケ流しの夜がくる今晩わ 演歌だけしか唄いませんが夢にはぐれて 飲む人に丁度いい歌 もってます゛涙の酒″はいかがです石狩を左手に冬から春への 小樽の夜は屋台のにおいがにあんだなァ今晩わ 演歌だけしか唄いませんがマイク片手に 薄野の夜を流しに 着いたとこちからいっぱい 唄います雪の中 旭川(あさひかわ)今夜の泊りは 赤ちょうちんのおやじを相手に のみくらべ今晩
俺が育った この荒海へ初の舟出は 三つの歳よ神峰の山に 送られながら親父が艪漕ぐ 伝馬の舟の舳先に立てば 飛沫の花が祝い舞い散る 初崎の磯酒酌みかわす 親父の膝で海の男の 話を聞いた波の谷間に 浮かんで見える霧にかすんだ お虎ヶ磯は針さす母の 背中のように浮き世苦労の 荒波返す俺のほれぬく 恋女房今朝も岬で 見送ってくれた沖に出る時ゃ 命をかける親父とおふくろ たのむぞお前網もおもい 大漁旗がなび