寄り添う女 — 七瀬藍

うわべだけの慰め 言わないで
いっそ捨てると 蹴散らして
口で綴った 身の上話
あぁ めぐり逢いは いつかしら?
酒場が舞台の 男と女の駆け引きに
私が一途に なっただけ
それでも涙が ポロポロと…

心のない優しさに 惑わされ
これが愛だと 先ばしり
絡み解けない 女の情
あぁ めぐり逢いは 奇跡なの?
一夜(ひとよ)の添い寝に 芯まで真赤に染められて
私の勝手な 思いこみ
それでも未練が セツセツと…

こうして私は 生きてきた
賢い女じゃ ないけれど
きっとを信じて 生きてきた 生きてきた

酒場の止まり木 タバコをくゆらす指悲し
懲りない私が そこにいる
なぜだか涙が ハラハラと
それでも涙が ポロポロと…
それでも未練が セツセツと…