同じ親持つ 血よりも重い兄弟分の 盃は馬鹿な奴だが 気のいい石松(いし)の仇は 仇はこの身に 代えてでも喧嘩支度の男 追分三五郎「おしろ、夫婦の約束はなかったことにしてくれ!石松の仇、都鳥一家との 今度の出入り、生きちゃあ帰れめえ。黙ってその手 離してくれ、なあ、おしろ!」元は備前の 武士(さむらい)くずれ裃脱いで 男伊達二十八人 数ある中の清水 清水一家の 勇み肌腕じゃ負けぬが情 三文字にゃ貰い
俺でいいかと お前に訊けば貴方だからと うなずいた狭い部屋でも 大きく見えた何もなかった 振り出しは夫婦坂道 夫婦坂道腕を引いたり 引かれたり思い通りに ならない夜は荒れて何度も 八つ当り工面上手な お前の酒に酔ってやる気が また起きた夫婦坂道 夫婦坂道共に泣いたり 笑ったり夢に賭けてる 貴方に賭けて従いてここまで
赤城下ろしの 空っ風やくざ渡世にゃ なお沁みる罪も恨みも ない人を斬らにゃ通れぬ 上州路男 板割 浅太郎泣かぬつもりが 男泣き(セリフ)親分 叔父貴、三室の勘助は私が斬って参りやした。叔父貴殺しのその罪と忘れ形見の勘坊は私が生涯 背中に背負って参りやす。泣くんじゃあねぇ 勘坊。男が泣いちゃあ 赤城の鴉に笑われらぁ…。同じ血を引く 命より義理が重たい 渡世とは瞼閉じれば