漂流のサブタレニアンズ – マリアンヌ東雲

からまった髪をほどきながら 厚い カーテンを引いた
散らかった部屋は闇に溶けて 時間 壁の絵の中

そしてたどり着いたのは 夜の空白
流されたまま それは快楽 隠された約束

抱き合ったまま 砂に埋もれてゆく
永遠に朽ちてゆく 二人
汗ばんだ肌 爪で傷つけても
戻れない 昨日の二人にさえ

重なったままで 夜の海に 投げ出されてしまった
欲しかったものは 名前さえも 二度と 思い出せない

そしてたどり着いたのは 愛の墜落
手探りの中 それは快楽 目隠しの誘惑

抱き合ったまま 砂に埋もれてゆく
永遠に朽ちてゆく 二人
繰り返し 押し寄せるさざ波
汗ばんだ肌 爪で傷つけても
戻れない 昨日の二人にさえ