ボールズ

瞬き – ボールズ

左手に見えたのは朽ちたセメント工場の塊
何故かこんな気持ちを歌ったら
体が軽くなるのを感じたんだよ

どうにかなるなんて無責任だと叱ってくれたあなたの横顔
少し思い出してるんです
どうしてもう少し近くに居れなかったのかなんて今更だけど
少し後悔してるんです

季節が変わりまた風邪でもひいて
嘘をついたり愛したり

凄い速さで過ぎてくテールランプ
追いかけたって絶対届かない
星がやけに瞬くこんな日は
何を目印にして歩けばいいの

なんとか誰かを頼りながらも生きているとか甘えた事を
口にしそうな僕なんです

雨降りの日もかんかん照りの日も
抱きしめたり手離したり

左手に見えたのは朽ちたセメント工場の塊
何故かこんな気持ちを歌ったら
体が軽くなるのを感じたんだよ

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スポットライト – ボールズ

灰色の街を抜け出し地下鉄に乗った僕ら帰るべき場所に向かう さよならと言った君のこと知らないままで夜を明かせば吹き抜ける風の匂いにも気付かないままだった思い出して

メルトサマー – ボールズ

飛行機雲もっと伸びて散歩に誘われた冷えたソーダが再び僕の喉を突きさした買ったばかりのハイカットを泥だらけにしてあの日の虹を今から探すのさもう何も失くしたくないの

サイダー – ボールズ

サイダー はじける泡の音が僕の孤独を照らしてたどこか遠い別の場所へ行くには全部捨てなきゃななんて事を思ってた目新しい悲しみがまた一つ暴かれる日の当たる公園のそば

君はまぼろし – ボールズ

確か最後のセリフは気を利かせたつもりの見え透いた嘘と継ぎ接ぎの本当永い間続けてた荷造りを終えて ここじゃないどこか 目的地はないよ恋人たちの夜はすぐに白けて 溶

長い夢 – ボールズ

夜更け過ぎに降る雨 僕らの街に煌めく光を次の日にはあれもこれも全部忘れられるように君がしてた話の結末は知ってしまったけど通り過ぎてく季節には今も追いつけないまま

SING A SONG GIRL – ボールズ

彼女の事なら何でも知ってるしその気になれば何処にだって行ける本当に大事な物なんてここにはないし僕らはいつでも分かりたがって嘘や強がりを口にしてみたりすれ違いざま

渚 – ボールズ

浮かべた船に乗り込んだ気がついた それはゴミだったよ乾いた声で誘われたいい気になって舟を漕ぎだした角度のない手のなる方バランスちゃんととれてるかい?風向きは気に

通り雨 – ボールズ

そろそろここらで引き返そうそんな風にできたら今でもお前はここにいておどけてくれたのかい?黒い煙突 吐き出す煙気がつけばここはひと気ない街外れ汚れて消えるだけの記

魔法 – ボールズ

聞かせてお願い 君の素敵な願い叶えてくれた 魔法のメロディー話すよ今夜は 僕の本当のことを「早すぎた」なんて口にするなよ感づいてる?そのしたり顔も見飽きたんだお

青写真 – ボールズ

オレンジに染まる空と校庭に響くベルが合図だったもう行かなくちゃ 読みかけの本を閉じるよ握りしめていた青写真 どうにかなるって信じていたねいつになったって どこに

ギター – ボールズ

ひらりとかわすladymaybe なんだか 永遠なんてないかもね出会いはいつもeasybaby 一人じゃ 退屈なんだ側にいて このままラジオからは憧れてた バン

ファンタジア – ボールズ

まばたきしている間に夜明けの足音近づくけれど今夜もまた数えた羊の数だけ寂しくなったんだよ炭酸の抜けたサイダー一気に飲み干したどうにかなりそうだったんだ 不幸な関

ひみつ – ボールズ

波打ち際に僕が散りばめた「グッバイマイガール」は波にさらわれて次の秘密に辿り着くのでしょう壊れたままもそれはそれで綺麗だと言い聞かせて眠れば錆びつきかけた僕の心

アンセム – ボールズ

光の 響く鐘の音が今も聞こえる幻か現実か それすらわからなくても走れ誰もいない真夜中のグラウンド 何もないから側に居てくれないか浮き足立つ季節の終わりには 紫陽

STEP – ボールズ

毎晩君が聞いてたラジオ番組から流れてるじれったく甘いニューソングは僕をまた置いてけぼり段々勘付いてる手探りのまま進む暮らしじゃドントストップなんて言えないね だ

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