ビリーホリデーを くちずさむほどまだ酔ってはいないつもり二人の嘘を 数えてみればまるで安い ワインのようね抱いて泣いて 過ごした二人そんな夜を 何処へ棄てるの私は又ひとり 暮らすアスファルトの灯が ひとの心を照らしても都会は明るすぎて見失うゴスペルを歌うほど 悲しくはないの教会の鐘が 願いを打つから抱いて抱いて 抱かれた後はまるで古びた レコードのように空しく 擦り切れて 眠るI