いくつもの さざ波をつれてとどめなく吹き寄せるこの潮風はあの大きな岩壁のために吹いているけれど風はただ岩壁のために吹いているけれどひとり夜ふけにふと目をさまし静まった人影ないくらやみの中で冷たさとむなしさにたえるすべもなく私はただ身をまかすだけ風に身をまかすだけむこうの小高い丘の上でいちぢくの葉は今風に吹かれてそよそよとここち良さそうにゆれているけれど風はただふるえている様なこの冷たさにあの大きな
ぶらり入った小さな酒場今夜限りのカウンター世間話が苦手な飲み方で背中を丸めてた不器用な俺なのさグラス合わせて夢でも見るか?魅かれ合う恋心言葉の代わりに流れてたああ 有線よ ありがとうママの名前の看板 消して客は1人の長い夜「巨人勝ったか?」一言つぶやいて煙草に火をつけたくどくのが下手なのさどうせ 人生引き分けばかり見つめ合うその瞳心のすき間に流れてたああ 有線よ ありがとう銀座あたりじゃ恋も生まれ