恋人への手紙 – チューリップ

恋人よもう眠った頃かい
僕は今 都会の片隅
荷物を片づけ やっと落ちつき
タバコふかして手紙書いてる

汽車を待つあいだ お茶飲んだ
君とよく通ったあの店
マッチに見つけた ふるさとの文字
君は何処 ここにいない

この赤いマッチ箱の中 つまってた二人の想い出
今残るこの一本だけを手紙につめておくるよ

恋人よ この手紙が着く頃
僕はもう 仕事のなかだろう
文字に触れても 涙は流すな
僕は笑って 汗を流してる

月明かりに 揺れてるように
窓ごしに浮かぶツユクサよ
君を抱いて目覚めた窓辺にも
ツユクサが青く揺れてた

何もかもうまくゆくなんて
そんな恋は信じたくない
今はただこのツユクサのように
季節を君に伝えよう

何もかもうまくゆくなんて
そんな恋は信じたくない
今はただこのツユクサのように
季節を君に伝えよう
伝えよう