カメレオン – シュガー

月夜の岩の上で
みどり色のカメレオン
お月さまを食べたくて
空を見た
シュルシュルどんなに長い
舌を出しても
お月さまにはとどかない
とどかない

カメレオンの奥さんが
もうやめたらといいました
まだまだ頑張るぞ
きっとすごくうまいんだ
シュルシュル岩の上で
夜が明けるまで
舌を巻いたりのばしたり
さすがにくだびれた

東の空しらむころ
お月さまが溶けてきた
カメレオンはさけびました
なんてこった
お月さまなんて
甘くも辛くもない
くたびれたカメレオン
金色になっちゃった