冬の風に舞う二つの影澄んだ藍の真下で今僕が君にできることをずっと考えている君が抱える暗闇にどれだけの明かりを今灯せるのだろう?ただ「愛が欲しい…」と凍えそうな君を抱きしめる ぬくもりで 溶かせないなら今 僕が優しい光となって…君だけを照らしていたいよ…例えば君が羽根を失くして闇に泣いてるとして…なら僕はこの身を切り裂いて君の羽根となりたいそうやって生きてくそれだけが僕がきっと君にできる愛の証明で…
八月の雨と蚊の鳴くような僕の声冷めきった珈琲が二つ黒く沈むゆっくり君の唇 やけのスロウに見える「もう会えない…」なんて言わないで小さな背中を見送る僕は何か言いたくて探し出せなくてサヨナラさえも言葉にできずに繋いだ手と手 この左手は君の右手のためにあって今もリアルに残っている君の指先を固く結んで隣で君の顔を見ていたい一人で歩くのが好き そんなこと言えればいい君は 僕の知らない暮らしを 今 歩いてる僕