男の夢を 追いかけて淋しい想いを させてきた心くばりの たりなさに気付くことなく 過ぎた日々酒のにがさが しみとおる男のてれが させるのか強がりばかりの くり返しぐちもこぼさず うらまずに俺を気づかう 思いやりやせた肩先き 気にかかる男のうそも わがままもだまって許して くれていたそんなお前の やさしさにどんなつぐない 出来るのか詫びる如月(きさらぎ) 夜半(よわ)の月
今日が悲しみで 心が曇っても誰か愛する人が 見つめているからたとえ人生の 小石につまづき涙こぼれる時も ひとりじゃないから夕やけはちょっぴり 淋しいけれどふるさとの匂いを 運んでくれる涙の隣りに 座ってごらん星たちが空に しあわせが胸に 遊びにくるよ今日が傷ついて 悩みがあふれてもいつも愛する人が 支えているからもしも旅をして 遠くの海辺で膝を抱える時も ひとりじゃないから夕やけはちょっぴり 切な
歌は水もの 生きものでその日その日の 喉次第今日も優勝 いただきと驕るこころが 命取り唄の好みで 選ぶよりキーが合ってる 曲選び無理な注文 上げ下げはしょせん借り着(もの) 似合わないカラオケ カラカラ喉自慢カラオケ カラカラ 必勝しま専歌ムードばかりが 優先でとかく小さく まとめ勝ち歌詞がはっきり 分かるよに喉はオープン 声を出せ小節コロコロ チリメンは何故かいらつく 耳障(ざわ)り付けにゃなら
それを愛と呼んだらいまは 悲しすぎるふたりが疲れきった あなたとわたし 冷たい空気が流れて心さえ通わず 身体にもふれずに時間が少しずつ 蝕(むしば)むだけならば顔さえ見たくない そんな言葉で傷つけ合うことが ふたりの為最後の切り札で 自由にさせて…憐れむ ことよりも誰のせいと言ったらきっと 他人(ひと)は陰で笑うよ過去(とき)が愛を 終わりにさせて 心を化石にしただけまたひとつ不幸に 貸しが出来た
雪が降ったよ 新宿に今夜は客も 覗きはしない石油ストーブ まっ赤に焚いてひとり飲もうか ビールでもノブコのお店も もう閉(や)めた田舎へ帰ると 言ってたけれど誰かと一緒に なっただろうか電話ひとつも ないけれど新宿育ちにゃ 行くとこなんか他にゃ どこにも ないのにさかもめ かもめ 酔っぱらいかもめみんな心が 寒かったかもめ かもめ 酔っぱらいかもめみんなどこかへ 行っちゃった雪が降ったよ 新宿に昔
もしも この世が 厭になったら死んだふりすりゃ 涙も出ないずるい男と 尽くす女が赤い風船 飛ばしただけさあんたなんか あんたなんかどこでも行きなわたしよりも 綺麗だった誰かのとこへ行きなたかが恋さ人生を 捨ててしまうなんてまた 赤い風船を 飛ばせばいいさ時が 過ぎれば 雲のむこうへ今がつらけりゃ 酔ってりゃいいさ逃げる野郎(おとこ)と すがる女は三文芝居の 絵にもならないあんたなんか あんたなんか
遠く別れて 逢えないはずのうしろ姿は 空似の人かアカシア舞い散る 北の街寄り添い歩いた 幸せは風が散らした 花のよう今も恋しい 愛を抱きしめるひとり旅する はかなさつらさ胸にやさしい ほのかな香りアカシア憶い出 時計台夢見たあの日の 鐘が鳴る運命(さだめ)短い 花のよう涙ぐんでた 君が目に浮かぶ噂だけでも 聞かせてほしい逢いに行きたい 逢わせてほしいアカシア二人の 札幌は面影いとしく 残る街雨にう
胸にしみる 空のかがやき今日も遠くながめ 涙をながす悲しくて 悲しくてとてもやりきれないこのやるせない モヤモヤをだれかに告(つ)げようか白い雲は 流れ流れて今日も夢はもつれ わびしくゆれる悲しくて 悲しくてとてもやりきれないこの限りない むなしさの救いはないだろうか深い森の みどりにだかれ今日も風の唄に しみじみ嘆(なげ)く悲しくて 悲しくてとてもやりきれないこのもえたぎる苦しさは明日(あした)
逢いたくて瞼(め)を閉じて この胸の寂しさを人は誰も幼いと きっと笑うだろう心まで嘘をつき また人を傷つけて生きることの 恥ずかしさ 自分だけに問えば…さくらの花よ 泣きなさいそんなに誰かが 恋しいならばさくらの花よ 泣きなさい隣りでボクも 泣いてあげるからこの慕(おも)い秘めたまま さよならが出来るなら時はすべて灰色に 変えてしまうだろうまた生れ変れると 言葉だけ捜しても死ねるほどの潔(いさぎよ
私が生まれてきた訳は父と母とに出会うため私が生まれてきた訳はきょうだいたちに出会うため私が生まれてきた訳は友達みんなに出会うため私が生まれてきた訳は愛しいあなたに出会うため春来れば 花自ずから咲くように秋来れば 葉は自ずから散るようにしあわせになるために 誰もが生まれてきたんだよ悲しみの花の後からは 喜びの実が実るように私が生まれてきた訳は何処かの誰かを傷つけて私が生まれてきた訳は何処かの誰かに傷