夜更けに大きな欠伸が一つ”ぽかん”胸の穴に繋がるがらんどう明日に向かった鳥の影追って恐る恐る膝は震えていた遠ざかるよ、君の声は……何処まで届く?背後なら振り返るな、航海はまだ光を見ない迷子なら繰り返して、未来を踏んで夜更けの時代を彩るネオン達街には口を開けたがらんどう木霊している人の声は、やがては消える誰かが今垂らしている、笑えるよりか泣ける力僕らは見た、枯れ草を摘む孤独な背中見失えど聞こえてくる
憂いの箱に詰められて都市を駆ける人ひどく力が要るようで夢は衰えるものすれ違う人が居る、虚しさは空に捨てろよ鈍色の星、誰の涙鈍色の星、泣いた点滅する交差点に戸惑う人なにやら救いすら無い様で足踏み揃うもの舐め合った痕を知る、寂しさが空に映える夜鈍色の星、墜ちる泪鈍色の星、きらり――もう戻せる事などは無い、確かな事を紡ぐだけで――たとえあなたの底に塵すらも残らないとしてもたとえあなたが其処に塵すらも残せ