窓辺に置いた一輪挿しが なんだか今日はご機嫌ななめきのうの過ち こぼした涙が苦いなんにもない なんにもない なんにもしたくない暴虐の果てに清々しいような 顔をしながら電話を架ける受話器の向こう 機械のようにくりかえすいやになる いやになる まったくいやになる今さら誰も信じたくない だからきみを選んだわたしの為に総て投げ出してくれるねえ、そうでしょう?天気予報が繰り返す 外に出るのは危険だから焼けた
覚悟していたはずよ 皆わかってたこと許されないふたりの 時は止まりはしない今でも覚えている まるで昨日のように雨降るこの波止場で あなたを見付けたのよ異国の空の下 帰りを待つひとと 幸せ掴むのね 全てを捨てて霧笛が呼ぶように あなたは船に乗る また逢う約束はしないで…さよならを言いかけて 背を向けて崩れ落ちる繋いだ手 離したなら 何もかも忘れましょう繰り返す言葉さえ かき消してゆく波音果てのない 
ヨコスカ ヨコハマ ハラジュク ロッポンギ煙草にバーボン 濃い目の化粧で決めているのね 貴女口紅 嫉妬 女のしのび泣きあばずれみちに 遊んでいるけどウブな 貴女じゃ むりね理由は聞かなくてもすべてわかるつもり昔の私 見るようなものやるせない真夜中のエンジェルBabyヨコスカ ヨコハマ ハラジュク ロッポンギ貴女もかならず何処かで逢えるわ暗い眼をした男涙の重さも 知りつくしたはずようつろなセリフなん
おまえは憎い ピーコック・ベイビー小粋な奴さ ピーコック・ベイビー真っ赤なシャツは どなたの好み愛しているから ゆるしちゃうヘイ・ベイビー(ヘイ・ベイビー)私と踊って ヤボな朝日が出てきてもブルーな心を クールに愛しておまえのその手で ゴーゴーゴーゴーゴーおまえは恋の ピーコック・ベイビーおまえが好きさ ピーコック・ベイビー愛することは 忘れることよ他人のことなど しらんぷりヘイ・ベイビー(ヘイ・
気分なの 気分が大事恋は気分なの 気分しだいなの今日はなんとなくあなたの希みを叶えて あげられる気分なの 気分が大事昨日デイトして キスをされた時私泣き出したしらけたあなたは 怒ってすねたけど気分なの 気分が大事好きならば 抱きしめてよ本気なら くちづけして男なら 自信をもって急いでよ 抱きしめてよ早くして くちづけしてさもないと 気分がかわる恋は気分なの 気分しだいなの今を逃したら死ぬまであなた
別れのくちづけに 恋はふりむかないつめたいくちびる かえらないあの日苦しい闇の中 君はふりむかない夜明けに向って 歩いて行く君通り過ぎて行く はげしい恋は戻って来ない 二度と 二度と孤独の心に 恋はふりむかないレンガの舗道の 別れはむなしいこんなに抱きしめて 恋はふりむかないはなれた心は 今は結べない悲しい雨の中 君はふりむかない苦しみにじませ ふけて行く街通り過ぎて行く はげしい恋は戻って来ない
私は片目の 山猫よピンクとブルーのしまもよう私が歩くとジャングル中はあっちこっちも ため息ばかりそうよそうなの 私は毎年続けて ミス・アマゾン私は毎朝 お散歩よそんな私を木陰からながめてスーハー ため息ばかりそんなやつらは 数しれずそうよそうなの 私は毎年続けて ミス・アマゾンある朝私は いつもの様にため息の中を 歩いていたすると私の 目の前をおっぽのちぎれた深紅のジャガー Yeh!私は変わった 
謎の女(B)僕をAとするAとBがある夜会った暗いある酒場煙草の煙がたちこめている妖しいムードBはAとチークダンス踊りながら耳のそばでこんなことを悩まし気に云った「今夜どこかへあなたと二人 人しれず 消えましょうよ」謎の女(B)僕をAとするAの胸はドキドキドッキあかい唇 くろいアイ・シャドウ股の見えるドレスを着て「それじゃ後で 外で待つぜ きっと来いよ すっぽかすな」BはAの手を握ってウインクやがて
静かな森を かきわけ進むあたしの中に 入っておいで誰も見てない 気付かない静かな森で夜のはざまで 途方にくれたあなたの事を 助けてあげる誰も見てない 気付かない静かな森で
忘れておしまい 余計なことは 痺れておしまい 夜はこれから貴方にだけよ この鍵をあげる だけど入り口は 自分で探すのキノコの森の奥には 秘密の罠がいっぱいお気をつけあそばせ、カラカラにならないように行きはよいよい 帰りは怖い たどり着けばまた キノコホテル
そうね 多分いけないことなのね だけど私 帰るのはイヤだわ細い指が 貴方に絡みつく 今夜だけは 私だけのものよすると悪魔が囁いて 何もかもが見えなくなるだけど誰に止められよう もえつきたいのよ、貴方と澄ました顔して 煙草を吹かしてクールな女気取る そろそろ限界よどうしたらいいの こんなのはじめて貴方が側にいないと、気がくるいそうよ
ユウウツな朝のブラックコーヒー目眩がしそう、灰色の街耳をふさいで形をなくすの傾いてゆく瓦礫の迷路複雑なほど、判りやすいでしょう両刃のようよ女の気持ちは見たことのない景色、ここはどこでしょう?涙こぼれても 闇におぼれてもすぐに終わる、全部夢だものこの鍵をこじ開けて 踏み込んで来て欲しいけどまだ少し怖いかも 傷付き易いの連れてって 今までの記憶は全部棄ててゆくこの心・この身体 さし出すつもりよ
赤い花が散ればそれが合図なの 短すぎた 春の終わりだと通り雨が夏を連れて来るころ 忘れてしまうだろう あなたのことも灼けつく太陽は かりそめの輝き答えはわからない 夕焼けがしっている赤い酒を流し髪をほどいたら 甘い闇が包んでくれる生きてゆける あなたなど居なくても今宵の風のように たをやかに赤く燃えて燃えて燃えてゆらめいて 消えるならば それもかまわない生きてゆける あなたなど居なくても今宵の風の
悪魔のようなあんたのこと 恨んだりもしたけど仔猫のように震えていた あの娘も大人になったわ時は流れてネオンの街角でグラスの酒を飲み干して 少し物憂げに見つめて握り返した手のうちには 無表情な殺意だけなのにあんたは気付いちゃいない「秘密だよ」と耳打ちして 繰り返すは過ちと裁きの宴爪を立ててせがんでいる 背中ごしに覗く凶器隠したままのスナイパー 今夜だけはあんたのものいずれ死にゆく運命(さだめ)よスナ
有り余るインフォメーション きりきり舞いね皆 自意識過剰よ顔も見ないで終わる恋なんて不純な時代の申し子よ最新型の 時限装置を付けてそうよこれ以上 支配されないように加速して行く 奈落への秒読みをどんな顔して あなた聞いているの?眠れぬ夜と 電波信号それだけが頼りの 不埒な二人無機質な愛 臆病過ぎて死のうが生きようがずっと 繋がれないわ最新型の 自爆装置を付けてそうよこれ以上 罪を重ねないように切り
ちらちら 見せつけてる安っぽい宝物が嫌い 嫌い 其処にあるの見てられないほどべっとりはりついて恨めしそうに鈍い光を放つそこから出して欲しいのね仕方が無いわね さあ脱いでそれ全部ちょうだい 全部ちょうだい隅から隅まで全部ちょうだい貴方には勿体無いわ 身の程知らずね全部ちょうだい 全部ちょうだい一から百まで全部ちょうだい聞き分けが悪いとこ どうにかして今なら見ぬふりしてあげるガラクタの 要塞で野垂れ死
何だってもっと 上手くやればいいのにそうやってずっと 言い逃ればかりなの五月蝿いわちょっと 暫くお黙りBITCH冗談じゃない 破滅を呼ぶのは今夜昨日の味方なんかどうせ今日は敵だもん「私 知らない 見てない 興味無い」てのひらがえし 華麗なる仕打ちてのひらがえし 予定調和のドラマさよならばかり言わせないで苦虫肴に 飲んだら忘れるのかな真夏の雨が叩き付ける絵にもならない 濡れてもまだ暑い角ばかり立てて
腕組み寄り添って いつか来たこの場所に多分5年は前 昔々のお話回る回る 月日の重さ 虚脱する穏やかな休日雲ひとつない空 控えめに流れる音楽変わったのはそうよ 紛れもなく二人だけ巡る巡る それなのに何故期待する厭な予感は当たるの いつだって気まずそうに珈琲をすする目も合わせない貴方終わりと始まりは 何故かしら似ているのそれが哀しいだけ 愛なんかもう冷めてるおんなじ景色に戻るまでにさあ答えを出してよ1
耳を刺す雨音 振り払うようにおちる夢の中 息も出来ない本当も嘘も無いのよ 今の私は裸よりももっと 卑しい姿退屈なんか 怖くもないし誘惑にさえ 首を横に振る陳腐なドラマを無駄に積み上げて満足する程 愚かじゃ無いわ薄っぺらな 人の情けには棘纏う疚しさ やさしいね やさしいねノイズを止めて 独りにしてよ理性を侵す 夜の影がほら言い訳してるの 恥ずかし気も無くそれでも私は 振り向かない顔の無い 人の群れの
回転木馬と 古ぼけた十字椅子背中に舞う血の花 目障りな陽のひかり時間のない部屋に 不釣り合いな微睡み引き裂きたい気分よ あんたがそうさせるの全く仕方のない坊や そうやっていつまでも子供で居たら良いわだけどね 約束を破る子は大嫌い今すぐ這って此処に来て 目を見て謝りなさいきちんと私が教えた通りのやり方で怯えた振りなんかして 厭らしい子ねほら跪きなさい汚れ知らない顔を 泥まみれにしてあげたい両手で頬を
ねえ 私に多くを求めたがる顔は隠して口ばかり達者なあなた理想と違えばすぐに癇癪起こすそれならあなた何してくれるの教えてねえ私もっと 自由が欲しいの誰より我侭な 暮らしがしたいのよあなたに向かって優雅に微笑む 私で居る為に投資しなさいよねえ あなたの中に住んでる私近頃少し元気ない 気がしないかしら私の幸せ 願って居ると言ったそれならあなた何してくれるの教えてねえ私もっと 高いところからこの世界の全て
血と薔薇の 香り立つしとやかな 胸騒ぎキャンドルを 点しましょう二度と目を 開けないで快楽が支配する囚われの子羊よまた何時か 逢う日まで地の涯の 牢獄で
守るものなんか 求めちゃいない解ってるはず 二度とは立ち止まらないと彷徨う彼奴を 追い掛けて散る散る櫻の花吹雪私を動かす衝動が負け戦なんて赦さない見逃さないで 今が好いとこ 勝負はまだこれから欲しいものならば何時だって虜にしてみせるわ人波の中を 駆抜けながら思い出すのは 痛みなんかではないの守るものなんか 求めちゃいない解ってるはず 二度とは立ち止まらないとそう 深く刻んだ孤独消さないで最期まで
寄る辺ないこの私を 照らし出す月はいつも冷静な柔らかさで 呼びかける貴方に似てるの辛うじて今日を遣り過ごして胸を撫で下ろし眠る張りつめたまま もう動かない記憶と時間ねえ誰か テレビを消して其処に欲しいものなんかないこれ以上何も奪わないで 言いたい事はそれだけこんな夜に限って忌々しい星空あの日の言葉 もう忘れたの?私を独り置き去りにして先に往っちゃ厭よ寄る辺ないこの私を 照らしてよどんな時も貴方へと
出鱈目に夜を貪るあたしのことをきみってば 張り付いたようなぎこちない笑顔で窘めようとしてるの 窘めようとしてるの窘めようとしてるの 何も聞こえやしないわきみは応えるつもりもないのに 時間が欲しいなんて言うあたしはきみにあげるものなど 持ち合わせていないから鏡に向かってせめて ポーズを決めてみせるわ鏡に向かってせめて ポーズを決めてみせるわ空梅雨の六月に誰もが喘いでいるけどあたし達には関係ないもの 
眠ってるきみにくちづけをしてまどろみに酔いながら 蕩けてたいのひと夏の恋に胸躍らせて飽きるまで欲しがった 情念のまま身体だけが満たされても 荒む心に気付いていながら目を逸らして逃げてばかりただの戯れ そう言い聞かせてきみがいなきゃ馴染みの街も誰もが皆 知らん顔してる手を繋いで歩いた舗道想い出の店は 人影もなくて突き放す言葉 不穏な時間拗ねたまま黙り込む いつもの癖ねきみの未来には私はいない他人だと
きみはいつも上の空だって あんたそう言うけど最早あたしの頭ん中にゃ あんたの居場所なんかないのきみはいつも冷ややかだねって あんたそう言うけど闇雲に弄らないでよ あたしの熱が冷めるじゃない「こんなにも あいしてるのに」それがなんだと言うの?ひび割れた心の隙間 無理矢理埋めようなんて思わないでこの身体が朽ち果てたって 誰もあたしを探せやしない長い夜を乗り越えたって まだまだ夢の中にいるのだからもっと
混濁 酩酊 浮遊しながら廻るシーツの隙間に 罪の花びらひとつ今日の予定は無かった事にしちゃおう鳴らない電話 滲む血のような嘘とか下世話な噂も 今はどうでも良いのうつけ娘だと嗤われて 蔑まれようと痛くも痒くも無いわ慟哭 自滅 髪を逆立てながらサイケな目眩が 悪夢を塗り替えてく赦せない事赦してしまう 馬鹿だね爛れる関係 踏み躙られた信頼あまい言葉を囁けどもう遅いどうせ平凡な暮らしなど望むべくも無い踊り
眉毛の角度を気にしてる 時計の針でもあるまいし御機嫌取りには平手打ち 歯の浮く言葉は右左何がしたいの 何故泣いてるのどっちにするの 気に障るのよどこまで行っても出口は見えない吐瀉物まみれの床を無様に這いずる女の叫びは喜劇というものせいぜいぼんやり眺めてりゃいいわあんたじゃ無くても平気退廃渦巻く大都会 憂いを吐き出す電波塔傷付け合うのは刺激的 爪痕舐めれば蜜の味何が欲しいの 何処行きたいの終わりにす
疼く太陽が落ちたら逢いに行くから生ぬるいミルクを作って頂戴あたしはいつでも きみを監視しているの息絶えた遺伝子 溶けて流れる全てが無になる傷みよりも悩ましいのは 血飛沫上げてる張りつめた この気持ち手錠を掛けてあげる もう何処にも行けないように絡み合う指と指 唇にはあの日の唄あたしより長い髪の隙間から覗いている不安げに伏せた瞳 美しき永久の罪ねそのままでいて帳を引き裂く 叫びを聞いた気がした裸の足