手品の続き – カミナリグモ

その続きを探しに行くんだよ ねぇ 間に合うだろう

よく出来た手品みたいに
白い煙とともに消えるなんてことはないか

吐き出しても 継ぎ足しても
ほつれたこころは隠せないもんなぁ 知ってるんだよ

信号機と眼が合った 瞬きをしたのはどっちかなぁ

ばれないように 壊れないように
僕をだまして来たのは僕で
その続きは手品みたいにはいかないよ

息を止めて くぐり抜けた
ざわめく人の波に紛れて 耳鳴りがするんだ

噛み潰した 言いそびれた
本当のことは置き去りにして 笑ってたんだよ

路地裏 猫と眼が合った 見抜かれているのは僕だしなぁ

透明でキレイな 触れないような
未来にずっと眼を伏せていたんだ
その続きを探しに行くんだよ ねぇ 間に合うかなぁ

昨日の僕と眼が合った 本当の自分はどっちかなぁ

ばれないように 壊れないように
僕をだましていたのは僕だ
その続きは手品みたいにはいかないよ

その続きを探しに行くんだよ ねぇ 間に合うだろう

間に合うだろう