何も言わずに家を出てこんなとこまで来たけれど日暮れとともに泣き虫が心細いとべそをかく赤く染まる町の空をカラスが鳴いて行きすぎる道に伸びる長い影が早く帰ろと袖を引くお魚を焼く匂い晩ご飯のいい匂いお腹の虫も鳴き出した意地をはるのも飽きてきた今すぐごめんと謝って早くおうちに帰りたい行くあてのないぼくの前を子どもが1人行きすぎる鼻をすすりしゃくりあげて脇目もふらず走ってく闇に消えてく背中あの日のぼくに似て
明日は早いから今夜はもう寝よう風呂に入って 歯磨きしてさっさと布団を敷いてこんな時間に寝るなんていつぶりだろう記憶を辿っているうちにうとうと眠っていた1時 目が覚めたら真夜中2時半 水飲みに台所3時 トイレ行って見た時計4時半 寝坊する夢で起きたこんな調子じゃ明日の昼眠くなるなんとしてでも 眠らないとそう思うと目が冴える1時 目が覚めたら真夜中2時半 水飲みに台所3時 トイレ行って見た時計4時半 
転んで 擦りむいたとこ血がにじんで しみるけれどへっちゃらさ すぐ治るから明日にはかさぶたできる今日もまた バカにされたよ恥ずかしいし 悔しいけれどへっちゃらさ 覚えておけよ今に笑い返してやる岬から 船を出せば風を受け 帆が膨らむぼくは今 土を離れ七つの海を股にかけるケンカして 殴られたとこ紫色 アザになったへっちゃらさ 今日のところは負けたことにしといてやる丘に立ち 手を広げて風を待ち 羽ばたく