あほな噂を まともに受けて投げたお銚子 はね返り好きな旦那の 背中は見えず四条の柳に 八つ当たりごめんかんにん 叫んでもあとの祭りの 一人酒胸と胸とを 合わせるために帯は背中で 結ぶとか祇園ばやしを 遠くに聞いてあなたが解いた 夜もある紅も島田も わやになりあとの祭りの 一人酒京の気倒れ 折れそな心そっとささえて くれる人こんな女の なんぎな涙笑おてふいてね ぬぐってね月もあきれる 秋の夜にあとの
御神酒(さけを)呷(あお)って 晒(まわ)しを締めりゃ風神雷神 舞い降りる火の粉振り撒く 松明囲み挑むキリコに あばれる神輿イヤサカ ヨッセ サカヨッセ (サカセ)祭りの能登に 光る汗冬は荒波 夏には祭り心配ばかりと 笑う女(やつ)惚れているぜと 背中で言えば泣かすセリフと 背中で返すイヤサカ ヨッセ サカヨッセ (サカセ)祭りの能登に 心情(うらなさけ)男魂 ひと夜に掛けて明日(あした)の漁場に
どこへ行こうと 後追いかける風のうわさは 影法師当てにならない 帰りを待って部屋も変わらず 居ると言うなでしこ なでしこ 浜撫子にお前の面影 想い出す旅の支度を 手伝いながらつくり笑顔の 陰なみだ勝手気ままな 男の夢はいつも女にゃ 罪つくりなでしこ なでしこ 浜撫子をお前に見立てて 詫び心同じようでも 女の夢はほんの束の間 盛りなら馬鹿な男に 操を立てず早く掴めよ しあわせをなでしこ なでしこ 浜
行きと帰りの 泪と涙ちがうことなど 誰が知る命を賭けた この盃が男の道をつらぬく証しふみしめて ふみしめて渡る泪橋帰りたくても 見上げる空にゃ雀が3羽 見えるだけ何年過ぎた 罪ほろぼしは拳をにぎって 歯をくいしばる渡るんだ 渡るんだ晴れて泪橋裁きつとめて 旅立つ俺を待っててくれた 女(ひと)がいる残りの人生 お前がいればはずす路など あるはずもないゆっくりと ゆっくりと渡る泪橋