こころ閉(と)ざして 運命(さだめ)に泣いた涙(なみだ)をかくして 夢(ゆめ)を見(み)る捨てた希望(のぞみ)を 二人でひろい冬の寒さを 越えたなら春の陽射しで 花が咲くいきる喜び 幸せ桜 風に吹かれて あぜ道小道女(おんな)の心(いのち)は 散らさない情(なさ)けぬくもり この身(み)に沁(し)みて苦労は宝と ひとりごとつぼみ色づく 南風いきる喜び 幸せ桜 背中合わせで からめた小指死ぬまで一緒と 
つたの絡まるチャペルで祈りを捧げた日夢多かりしあの頃の想い出をたどれば懐しい友の顔が 一人一人うかぶ重いカバンを抱えて通ったあの道秋の日の図書館のノートとインクの匂い枯葉の散る窓辺 学生時代 讃美歌を歌いながら 清い死を夢みた何んの よそおいもせずに口数も少なく 胸の中に秘めていた恋への憧れは いつもはかなく破れて一人書いた日記 本棚に目をやればあの頃 読んだ小説過ぎし日よ わたしの学生時代 ロウソク
あわく儚く 命び灯し何を求めて 舞う蛍崩れるような 月の影一舞 二舞 恋蛍伝えておくれ あのひとに甘い夜露が 欲しいのと 川のせせらぎ 夜更けの蛍追って追われて 流されながら夜空の星を 見るような一舞 二舞 恋蛍短い命 抱きに来て紅が涙で 消えぬうち 夢の世界を 見ているような同じ運命の 愛しさ辛さあなたとわたし 結ばれて一舞 二舞 恋蛍夜明けの川面 流れたい心ときめく 恋蛍
茜色した 夕日を浴びて未練想い出 返す波逢いたくて……あなたを恨む そのうらで熱い想いは 離れないあなた恋しい 瀬戸の海 霞む島影 霧笛が鳴いて紅い夕陽に 染まる海愛しくて……断ち切る気持ち できなくて星の滴に 濡れて行くあなた哀(かな)しい 瀬戸の浜 波よ伝えて あなたのもとへ偲ぶ涙の 恋運命切なくて……待ちますあなた いつまでも生きて行きたい このひととあなた逢いたい 瀬戸の海
鞆(とも)の港に 灯(あかり)がともる未練ひきずる しぐれ宿忘れ…忘れられない 女のみれん見てはいやです お月さんあなた逢いたいあなた逢いたい もう一度 夜明け間近に ほろほろ一羽はぐれカモメが 啼いて飛ぶ春は…春はそこまで 来ているけれど噂ひとつも 聞こえないあなた逢いたいあなた逢いたい もう一度 鞆の港に わたしはひとり思いたちきる すべもない倫(みち)に…倫に背いた この恋だけどいいえ悔いなど 
山の手も 馬車道もそぞろ行く 人の波微笑みが 幸せが街に あふれてる横浜 船の汽笛 響く空いつも いつも いつもあなたと 歩きたい行く人も 来る人も夢見る 恋の街 喜びも 悲しみも誰だって 持っている負けないで 上を向き明日をみつめよう横浜 赤いレンガ ジャズが鳴る君が 君が 君がいる街 港町行く人も 来る人も歌うよ 恋の歌 雨の日も 晴れの日もそれぞれに 似合う街別れでも 出会いでもなぜか 似合う街