夏休みのテーマ – ひかりのなかに

みるみる加速する自転車は
見慣れた街を駆け抜けて
だらしないTシャツが風に揺れる
生温いままの僕の日々はまだ
くすんだ色をしてるから
色めく季節に置いていかれるようだ

長い睫毛の影がしなやかで
汗をかいてるジンジャーエール
止め処ない気持ちは機関銃のように
君の見る景色全てを見たくなった
切なくて狂おしい
どうにかなりそうだな

上昇体温夏のせい?
青色の向かい風に乗り
掴まえてみせるんだ、溶ける前に

もどかしい気持ちよ
君の心のドアを壊してくれよ
走り出したばかり僕の純情を
きみのもとまで

恋愛大革命を
僕と君の手で起こしてしまうんだ
高鳴る鼓動がとまらない
走り出せあの子が逃げてしまう前に

飽き足らない日々は君のせい
FMラジオは憂鬱な
君の好きな恋の歌を流している
甘ったるいフレーズを口ずさむ
君はやっぱり少しだけ
遠くて、嫌になるな

踏み切れないままで
きっと夏は過ぎて君は波のように逃げてゆく
その前に

もどかしい気持ちよ今
僕の心のドアを壊してくれよ
君が笑っていられるように
僕は今日も歌を歌うから

恋愛的大革命で
2人の未来をかえられたならと
恋の風吹く夏めく空に
走り出す自転車
また加速してゆく