永遠のきずな — なぎら健壱

ある寒い曇りの日 俺らが空を見てると
天国からかあちゃんを迎えに
車がやって来た

切れた家族の輪は 又つながるでしょうか
空には そう空にはすばらしい土地があるさ

車屋さん 車引きさん 静かにやっておくれ
この車に乗ってるのは 俺らのかあちゃんさ

とても冷たい 風が吹いて来て
俺らはかあちゃんに 毛布をかけたのさ

棺おけにふたがしまり 光がとざされると
一人になったかあちゃんは 淋しくはないだろうか

でもね又いつか 二人で会えるだろ
俺らが死んであの土地に 行くまでさ

かあちゃん かあちゃん どうか見ておくれ
おいらのすがたを 天国から見ておくれ

ある寒い曇りの日 俺らが空を見てると
天国からかあちゃんを迎えに
車がやって来た