ある寒い曇りの日 俺らが空を見てると天国からかあちゃんを迎えに車がやって来た切れた家族の輪は 又つながるでしょうか空には そう空にはすばらしい土地があるさ車屋さん 車引きさん 静かにやっておくれこの車に乗ってるのは 俺らのかあちゃんさとても冷たい 風が吹いて来て俺らはかあちゃんに 毛布をかけたのさ棺おけにふたがしまり 光がとざされると一人になったかあちゃんは 淋しくはないだろうかでもね又いつか 二
1 いっぽんでも ニンジン2 にそくでも サンダル3 さんそうでも ヨット4 よつぶでも ゴマシオ5 ごだいでも ロケット6 ろくわでも シチメンチョウ7 しちひきでも ハチ8 はっとうでも クジラ9 きゅうはいでも ジュース10 じゅっこでも イチゴイチゴ ニンジン サンダルヨット ゴマシオ ロケットシチメンチョウ ハチクジラ ジュース1 いっぽんでも ニンジン2 にそくでも サンダル3 さんそ
あかねの夕陽が 射す頃にポツリと電車の 中に居る微笑み忘れた 人たちは携帯電話に 笑顔を送る寂しささとられ ないように暮れゆく景色に 眼をやってどこまでも 行けると 信じてるどこまでも どこまでも過ぎゆく踏切 眼にとめてたたずむ自分を そこに見るあいつも俺らと 同じようににじんだ夕陽を 眺めていたが電車はホームに 滑り込み流れにのまれて 歩きだすどこまでも 行けると 信じてるどこまでも どこまでも
どこまでも 行けるここからも 逃げる汗水たらして みるがたまには笑って みるが夜が全く 明けやしねぇ心に 沁みる遠い頃の 唄だあの頃に 戻る見果てぬ 夢だけど訪ねて みるかいここまでは 来たがそこまでは 行けぬポツリと歩いて みたが今宵が終わりの 春さ流れる星の 泪なのかい心に 沁みる遠い頃の 唄だあの頃に 戻る見果てぬ 夢だけど訪ねて みるかいいつまでも 眠る夢見ては 帰る想い出探して みるが本
酒を飲むにゃ早すぎる唄を歌うにゃ遅すぎるいつでも君を待っている空を飛ぶのはまだまださ空を飛ぶのはまだまださいつでも君を待っている星が降る夜は風が吹き風が吹く夜に待ち続け6年間も待ちぼうけロックンチェアーは早すぎるロックンチェアーは早すぎるいつでも君を待っているグレーコーチネルはまだ遠いけどグレーコーチネルを待っているたばこにゃもうあきあきだ街の端で死んでみて街の端で死んでみていつでも君を待っている
ここに一人の ぶしょう者がいるやつの部屋 四畳半には万年床があり よごれたよごれたよごれた食器類ここに一人の ぶしょう者がいてやつのみすぼらしい 今日この頃は即席ラーメンとカサカサになった食パンが何も かたずけようとしないきたない事など かまわない風呂など 月に一回入ればいい方で下着はいつも あかだらけほこりにまみれた 自分もちっとも 気に止めやしネきれなどと いうことはちっとも 気にかけネ万年床
ひとり 町の外れ歩いてる昔のようにすべて 時の中に眠ってる遥かな夢が空が見えぬ なげいてみるが誰も言葉 返して来ぬがひとり 生まれた町歩いてる子供のように人は 日々の暮らしこなすため優しさ忘れ何も 失(な)くしてもいないのに他人をうらむ町がいずれ 変わってみてもここは君の 故里(ふるさと)だからいつか 心がまた疲れたら帰っておいでそうだよな そうだよと駄菓子屋を 曲がって君に問いかける父が 通って
思い出もなにもなくなって僕は街の風になって街から街をヒューヒューとまた かえればと思うから誰でも暗い陰をせおって生きてるんだね僕だけが めそめそしてたら君らにとても悪いからそろそろ時間が来たまた 僕は街の風になって
この僕は冷たくなっちまったよ取り返しもつかなくなっちまったよこのあんたも よごれちまったよもちろん 取り返しもつかなくなっちまったよ死んでさ 花が咲くものならばとっくに死んじまってるよマッチ箱みたいなこの顔にはあまりにもマッチ僕が多すぎるよこの僕は冷たくなっちまったよ取り返しもつかなくなっちまったよこのあんたも よごれちまったよもちろん 取り返しもつかなくなっちまったよそしてさ だからさ 昨日の夜
ニューオリンズに女郎屋がある人呼んで朝日楼たくさんの女が身をくずしそうさ あたいも そのひとりさかあちゃんの云うこときいてたら今頃は普通の女それが若気のいたりでばくちうちに だまされたあたいのかあちゃん仕立屋でブルージーンなんかこしらえるんだよあたいのいい人 飲助さニューオリンズで 飲んだくれ飲助に必要なものはスーツケースとトランクだけさあの人の機嫌のいいのは酔っぱらってる時だけさグラスに酒をみた
この時期 楽しくやろうじゃないか彼女と手をつないでみてさ彼女の笑顔にこたえて楽しくやろうじゃないか一人ぼっちの夜はつらいからせめて今日だけでもこの時期 楽しくやろうじゃないかあまりにもさびしいからこの時期 本当につらいから彼女とかたを並べてさ街の風に笑いかけて楽しくやろうじゃないか一人ぼっちの夜はつらいからせめて今日だけでもこの時期 楽しくやろうじゃないかあまりにもさびしいから彼女がいなくなるから
短かびのパンタロンそれに 不にあいなハイヒール大きいだけがとりえのチョウネクタイアメ横で買ったラメのシャツ土方まる出しのニッカ・ボッカしま馬みたいなハイソックス今じゃガキもよろこばぬそう 真赤なベストせんたくで色あせたプリントのシャツ10年前と変らぬ そう ヨコスカのマンボ5年前と変らぬ カイキンシャツバーゲンで買った バーゲンで買ったVANのジャンパーヤーさんもまっ青な黒びかりのクツ流行ものには
目先のことを気にかけて目先のことが全てと思い考えることすら今はもう忘れ今日の上に僕がいる昨日と今日のあいだにまだ大きな望みがあるさそしてまた僕は腰を上げるだろう自分がきらいになったからガソリンとマッチをちょうだいガソリンとマッチをちょうだいいそがなくちゃ あわてなくちゃ心の灯が消えるだからガソリンとマッチをちょうだい色んな人とすれ違い昔を想ってはみるが帰らぬ昔にみれんをかけてもそれはもうなぐさめに
階段を一歩一歩上るそれも 今日で終るああ 浅草の灯が消える今日で すべてが終る暗い足音が唄う足音に涙が光るああ 浅草の灯が消える今日で すべてが終る歴史が目の前に浮かぶ歴史に想い出が唄う想い出に笑い声がひびくそれも 今日で終る客席から声がかかるその声に涙が浮かぶデンさん あんたのいない浅草にゃおいら あしたからこないよって最後の笑い声ひびく笑う声に昨日が映るああ 浅草の灯が消える今日で すべてが終
みなとの見える丘にたって 風のうたを聞いて風のたよりじゃ 風のたよりじゃみなとの見える町に おまえがいるとおまえがいると そんな風に聞いたでもおまえのことだから 一つの町にはいないだろうそれでも それでも 僕は待っているよこの町にきたら この町にきたらまた二人して部屋で一晩中も 一晩中も 話していたいものさウィスキーを ウィスキーを 飲んでいたいものさでもおまえのことだから もうわすれているだろう
天が泣いたら 雨になる山が泣くときゃ 水がでる俺が泣いても なんにも出ない意地が なみだを 泣いて泣いてたまるかよ通せんば海はなみだの 貯金箱川はなみだの 通り道栓をしたとて 誰かがこぼすぐちとため息 泣いて泣いてたまるかよ骨にしむ上を向いたら きりがない下をむいたら あとがないさじを投げるにゃ まだまだ早い五分の魂 泣いて泣いてたまるかよ夢がある五分の魂 泣いて泣いてたまるかよ夢がある
ここは地の果て四畳半さすらうボロボロがねている所ここはこの世の果て四畳半死んでるこの私のねている所明日になりゃ 借金取りでもやってきてさガタピシのドアをたたくだろうここにいる私は死んでるからね友達の所へでも 取り立てに行きなさい明日になればどこかにでも働きに行くからまたこの次きてくれればいいのさうすらよごれたガタピシをたたけばいいさここは地の果て四畳半心のぬくもりもないへやでここはこの世の果て四畳
くよくよするなよ くよくよするなよくよくよするなんて いつまでも若いものがとにかく酒はいい とにかく酒はいい悲しいこともわすれるし苦しいこともわすれるし昨日までのことなんて 昨日までのことなんて忘れさせてくれる 明日があるんだろとにかく酒はいい とにかく酒はいい悲しいこともわすれるし苦しいこともわすれるし電話しても返事はこないし手紙も20円のそんだしくよくよするのは僕だけで明日もまた同じだろとにか
誰でも暗い陰をせおって生きてるんだね僕だけが めそめそしてたら君らにとても悪いからそろそろ時間が来たまた 僕は街の風になって
いもちゅうは六十度 ジンは四十度だから悪酔を しないようにねあわてるとついふらふらと 飲み屋のためなどになりますよ青くなって もどしなさいはきなさい あげなさい飲屋は俺達いなくても ずっと後までありますよね又来てねで終るだけ 給料袋のスペアはありませんよいもちゅうは 六十度 ジンは 四十度だから悪酔をしないようにねあわてると ついふらふらと 二日酔などになりますよ