蒼い風 – とみたゆう子

カンパリソーダ片手 バルコニーに立って
風にさらわれて グラス落とした
あの晩の 夕陽の悪戯
心はこんな色だった
私はそれを恋だと思ったの

振り向かずに
やさしい背中見せて
私を両手で包んでくれた人
私にはこんな冬の風が似合う

色をなくした口唇 あなたが忘れた
シガレットくわえ 気付く指先の香り
Talking About Fallin’Star
少年の目をしていた
話うわの空であなたを見つめたの

目を閉じれば
耳もとへ流れてく
いくつもの断片のスクリーン
私にはこんな蒼い風が似合う

振り向かずに
やさしい背中見せて
私を両手で包んでくれた人
I Love You
サヨナラの時しか言えなかった……