書き残したものは他に在ったか 沈んだ気配 午前四時蹲っている 泣き続けた旅が終わったのか どうか 折れかけた ペンを片手に 呪った未来も回る世界の美しさも 抱えきれない怒りも矛盾な題材も 教室の席で考えた様な 夢は歩き出した あの頃と同じ 今日もまた痛んだ心が死んでいった 口をついた「こんなもんだろう」 いつからか日和ったあの日の教室で 一体誰が 泣いている? 赫らんだ 街並みは同じ続いていく 今日の行方を 暈していく
さよならを言った 今日が最後だ首を絞めるようなこと ばっかりした 間違った気がした 寒気がした僕を呪う声が リフレインした 「嫌だ」 まるで映画の ワンシーンみたいだな死んだような空に 恋い焦がれていた そうやって手を伸ばして 空を掴んでは壮観なビルの上 街を舐める あぁ 僕らは 綺麗じゃないのに汚れ方を知ってる フリだけして 殴られ 奪われ 諦めながら悟ったような 笑みで さよならを言った 今日が最後だ痛がり
子供騙し おとぎ話 深夜零時のこと耳の奥で エレクトリカルな 声が呼んでいるアブラブラカタブラ ブラックアウトした脳裏からウサギ頭が 笑い出す そっとパジャマを脱がすように 辿り着くのは ワンダーランド ダッチアイリスの模様溢れかえる 寝呆け眼たちが オープンを待つ涎ダラダラ 千鳥足 行列の背後で汚れた犬が 泣いている 皆見て見ぬ振りをして 笑って 笑わないと変だよいっそ歯を見せ合って 乳繰り合ってさ
あわん だらね ばでぃんえん ばみんぶらだ らだあわん だらね ばでぃんお え お え お S.O.Sカスカスに 乾いた体枯らした energy 限界です ってな顔で並んだ輩 陰惨なmelody 拝んだね 願ったね平気そうなフリして よう耐えたねあ、お初にお目にかかりますさぁ 皆共よ 傾聴 我々は 腐ってますまずまず 軸がブレてます益々 増す不安に 白目ってます且つ 嘗てなくズレてます 揺りかごから 墓場そ
水面に 浮かぶ月ただただ 揺れながら 見上げていた 漂う 思い出はらはら 泡みたいに 踊った その日 それは 映画のように燃えた 座席 軋む音 「何もいらない」繋いだ手には 二つで一つのリングだけ フワフワ 浮かんだまま身体は 凍えそうで 「きっと夢よ」って 言い続ける伸ばした手が 水を吸っていく ただ目を 瞑ったままさようならも 言えなくて 滲んだ一つの 愛は泡になって 消えて 降るように 海の底 沈んだ心に 
君が死んだって聞いて 旅に出た手紙の最後に記された 遠い国へと 頼りない地図を握りしめ 鈍い歩を進める懐かしい歌を 歌いながら 極寒の荒野の 孤独のように亡骸の側に 咲いた花のように 惨たらしいものに 行き逢うほど世界は無情に 美しく出来ていた 染まっていく空の 朱の色を写して滲んだ僕らの 黄昏る命が 途方もないような 産声を紡いで今日も歌っている 悲しみの歌を アヴァターラの音に 涙が零れたら誰も満たせない
ずっと見ていた 東の空に浮かんだ 何かを泣いていた夜を 笑わせるみたいに 照らした姿を 僕は憧れる 「あの太陽みたいな 人気者になりたいんだ」と 現実はどうか 醜い姿に 湧いたアイロニー開幕ブザーを 蹴飛ばすように 声が響いていく 「お集まりの皆様! 今夜も不気味な友達に会いたいんでしょう?」 大失敗をした カミサマは 「ごめんなさい」もしないで知らんぷりしてるんだから ひどい話だよな 今晩もまた 安い嘘で
俯くのを止めて 君の目を見つめて「ごめんね」と 「ありがとう」を繰り返した 遠回りの先 これが最後の話閉ざす様に 綴じる様にさよならをした 月の下 思い出すのは楽しいこと ばかりだから せめて、悲しまないでお別れまで、手を繋いで 息を止めて 見上げたのは灯る花の 綺麗な色 刹那の日々を 過ごした記憶が握った手を伝う 星の海を 飾り立てた夏の花を 望て(みて)いたことを 今日のことをまた、話せたら嬉しい
浮かんで 転げ落ちて出会ったエンドロール 歪んで 変わり果てた未来の走馬灯 もうお終いね幕の切れてしまった 白昼夢はただただ 虚しさ達を暈してみせた 思い出してしまう夕焼ける空 滲むメロディ 「帰ろう、道を間違わないように」臆病になって ギュッと繋いだ手を宙に向けて 抱いてしまう 願ってしまう贅沢な走馬灯夕凪の向こうに 恋を認めて 緋を灯す 過ぎ去っていく 腐っていく融かした 本音は存在証明を 拒んでしまった
滲んだ帰り道 斜陽に凪いだ歩道徐に歩調を速めて 遅れない様に 惑わない様に視線に染まってまた流されて 離れていく 見えなくなっていく 浮かんだ八月に 祭囃子の音瑠璃色に 霞んだ坂道 忘れない様に 零さない様に頼りない記憶が ずっと瞬いている 今になって 思い出すんだ君の歌った 「大人が嫌いな歌」を 青い影 笑い声 切なさも全部夏枯れたままで 心に遺った 淡い未来の色も まだ解らないあの日から僕らは 大人ぶったま