南4条 西3丁目古ぼけたビルに 寂れたネオン来る筈のない アイツが今日はひとりふらりと来る 気がして 流しが歌う 悲しい恋の歌私の事みたいだと ふと振り返るルルル、ルルル、、ルルルル、、、 ここは札幌 すすきの 恋の町と人は言う札幌 すすきの あぁ 眠らない街 南5条 西3丁目時代おくれの 小さなスナック背中丸めた アイツが今日も安い水割り ひとり飲んでる マスターが弾く オンボロピアノ合わせて下手な歌が
あたしが着いたのは ニューオリンズの朝日楼という名の 女郎屋だった 愛した男が 帰らなかったあんとき私は 故郷(くに)を出たのさ 汽車に乗って また汽車に乗ってまずしいあたしに 変わりはないが ときどき思うのは ふるさとのあのプラットホームの 薄暗さ 誰か言っとくれ 妹にこんなになったら おしまいだってね あたしが着いたのは ニューオリンズの朝日楼という名の 女郎屋だった
街外れ 喫茶店窓の外 片時雨(かたしぐれ)胸の奥 さよならがつかえて 苦しくなる 出会った頃と同じ皮ジャン着ている けれどひとつだけ 違うことはあなたは私を見ない 愛してよ 愛してよ声にならない思い 叫んでいる愛してよ ねえ 愛してあなた無しでは 生きられない この街で 暮らすため赤切れた 指と声あなたへと この唄が届くと 信じていたの 私の 肩を抱いて「細い」と叱ってくれたひとつだけ 分かることは誰かと
地下へ入った Barがあるいつも帰りは そこに寄る誰に会いたい わけじゃない今日は自分に 飲ませたい あぁ… おんな独り言あぁ… 昔したのよ 恋などおんなの独り言…今は会えない人よ 地下へ入った Barがある過去はその店 置いて行くけして泣きたい 訳じゃない今夜 いい夢… 見る酒 あぁ… おんな独り言…あぁ… ほんと惚れたの… あの人おんなの独り言…今は会えない人よ あぁ… 酒に独り言…あぁ… なんで 泪
アンタの代わりに 飼い始めた幸せ運ぶ 青い鳥黒い瞳に 映る私は化粧もせずに 酷い顔籠の鳥だと 思ってたのねもういいの 私から 逃げても 空に放つ もうすぐクリスマス幸せの国へと 今すぐ旅立って黒い鴉になる前に私なんかの 側に居ない方がいい 普通の暮らしが 幸せなのねアンタが消えてから よくわかる当たり前の日々は 続かないとアンタを失くして 気付いた心の隙間を 埋めるものはこれからの 長い時間だけ 空に放
ひとりグラスを 傾けてしみじみ酔いたい 夜もあるいつしか夢を 忘れてた時に流され 暮らしに追われ もう一度 もう一度 あの日に戻り青春時代の忘れもの 探す 探す旅に出る 何が答えか わからずにため息こぼした 夜もある不器用過ぎる 生き方は親父譲りか 男の性(さが)か もう少し もう少し 自分の道を遠い時代の宝物 胸に 胸に旅に出る 古い写真を 見つめてはしみじみ酔いたい 夜もある早くに逝った 親友(あいつ
お前 旅立って もう5年何もしなかった俺が 今はひとりで全部 出来るようになったぞ 掃除も 洗濯も 独りの炬燵に お茶ひとつ昔みたいに 話せたら今の俺を 褒めてくれるか?似合わないよと 笑うか? 寒さ少し 和らいだひとり春想う お前 許すなら もう一度恋でもしてみるか 春だしな独りも気楽で いいけれどさみしがり屋は 変わらずで 独りの炬燵に 酒ひとつほろ酔いで見る 写真思い出しては 苦笑いすべてが 眩しく
雨の交差点 行き交う人たち見覚えのある背中 心ざわめく響くクラクション 振り向くあなた視線逸らす 私「嘘…」とつぶやく未練 捨てたはずの オトナのワカレは運命の悪戯に 激しく揺れる どうか今夜だけは 雨に濡れさせて頬の涙を 知られたくないから こんな風に街を 並んで歩くのは久しぶりと笑う あの頃のままね声を聞けば すぐに思い出すことわかっていたけれど ダメな私ね過去の甘い記憶 深い場所にある自分の気持
街角に 今日もひとり立ち続けてる雨の日も 風吹く日も笑い届けるその目には ほら 一筋の涙 おどけ ふざけて 笑われ後ろ指さされてもライムライトに照らされひとり演じる 黄昏に 彷徨う人行くあてもなく愛想笑い 振り撒いてる誰もが そうその目には ほら 一筋の涙 愚か者だと 笑われ誰も振り向かないけど夜のネオンに照らされ私はピエロ 喜劇の舞台 華やかに幕が今 降りてくもう引き返す すべもない私はピエロ泣かないピ
母と私の七転び八起き 春の風も 夏の陽射しも感じる間もなく 当たり前に過ぎていくあなたが空へと 旅立った日から季節数えた どれほど年月(とき)が経ったでしょう 失って知った 人の痛み生きてみて知った 優しさ そして愛 不器用な私だけれど曲げられない想いがある大切な言葉 胸に抱き今日もあなたと 生きてゆく 何度倒れても そう 立ち上がる 秋の木漏れ日 冬の星空いつもの帰り道 見上げて心切なくなる出会う度 知っ
ひとり残る部屋に サヨナラの手紙少し錆びた鍵を 放り投げて二度と会わないこと 自分に約束思い出も涙も 置き去りにして ああ 悩んで 泣いて 捨てられてもう 終わりよ 待つだけの日はあなたが戻る前に 私旅立つの あぁ… 北風寒い街 もう戻ることない人混みの街まで ひとり汽車に乗る心ガタゴト揺れ 涙ボロボロこぼれ窓に映る私 ゆらゆら滲(にじ)んで ああ 騙され 耐えて 傷つけられてもう 終わりよ あなたもこ
元気で暮らしてるかと 懐かしい声受話器の向こう思い出す あなたの顔リズム絡まず途切れる 久しぶりねこんな夜中に ひとりなの? 今更 なんの用?自分から 消えたくせに 未練なんて 野暮だよと笑いながら 教えてくれた何も言わず 去ってくれよそれが 男の 別れでしょ 私は家族に恵まれ 普通の暮らし明日は子供の2回目の 誕生日愛してると耳元で ささやく人あなたが戻る場所は もうないわ 今更 遅いのよ守りたい 人が
西へ東へ とまり木求めてギター片手に 今日も鳴いてますネオンに浮んだ 闇夜羽寂しさに 紛れて 広げてみるの私に 似合いの ブルース そうね誰もが 同じ闇烏(やみがらす)誰か何処かで 今日も泣いてますお酒に浮んだ 涙の雫眩しさに 隠れて 呑み干すのあなたに 似合いの ブルース 黒い揚羽(あげは)も 黒い烏(からす)も灯が無けりゃ 誰も気づかないぼんやり浮かべば それでいい優しさに 抱かれて 飛び立つのあ
出会いには必ず 別れがくるけどあまりに突然の サヨナラやめてよ ねぇ 教えて 私のどこが悪いと 言うのよ ねぇ答えて いつも男は きまぐれで 愛を玩(もてあそ)んで好きだとか 欲しいとか 軽く言うけれどいつもあたしは 泣くだけで 愛に玩ばれ愛さない つもりなら愛を はじめないで こんな別れは 惨めで悲しいわかっていたなら 恋などしないのに ねぇ 教えて あなたのどこが正しい と言うの ねぇ答えて いつも男は
人の心を酔わせる不思議なこの街で私は初めて大人の恋に酔いしれた時代は移ろい消え行く景色と思い出に歌うわ 時の子守歌 いつものクラブで 待ち合わせしていつものお酒で 乾杯ふたりで伊勢佐木 本牧 オトナを知った街で ラ・ラ・ラ・ラ・ララバイ 夜景が乱れてラ・ラ・ラ・ラ・ララバイ ため息ブルースラ・ラ・ラ・ラ・ララバイ あなたズルイ人熱い KISS 思い出す ヨコハマで 突然届いた帰国の報せ 悲しげに私に告げた