酒の力じゃ 役には立たぬ恋は男の 器で決まるついてきてくれ 今日から俺に望み叶える その日までおとこ人生 おとこ人生夢芝居情けだけでは この世は住めぬましてなければ 尚更(なおさら)住めぬ嘘も上手も 云えないけれど惚れてしまえば 無我夢中おとこ人生 おとこ人生夢芝居人のこぼした 苦労を拾うお人好しだと 世間が笑う持ちつ 持たれつ 肩寄せながらのぼる浮世の 山や坂おとこ人生 おとこ人生夢芝居
浅き夢みし どろんこ道につけた轍(わだち)の 数いくつめぐり逢わせの ふしあわせ耐えりゃ転じて 福がくるふたり重ねる 夢追いかるた一と一とが 寄り添いながら立っているよな 人の文字何が辛かろ 昨日今日支えられたり 支えたりふたり重ねる 夢追いかるたにわか仕立ての しあわせよりも遅れ咲(ざ)き程(ほど) 味がある冬の垣根を 超えたなら春がくるくる 春がくるふたり重ねる 夢追いかるた
他人ばかりの 東京であかりひとすじ 見えてきた赤い提燈(ちょうちん) ゆきずり酒場おちょこ一杯 のみほしておまえにっこりおまえにっこり 笑ったなァ上着かぶって 駆けぬけた雨の夜みちを 忘れまい俺とゆくのか 覚悟はいゝかなにもやれない そのかわりいのちひろげていのちひろげて 守りきるもえて十日の 恋じゃない契りかわした 人生さ二年がまんの この冬越せば春だ 春だよ その春にでかく咲かせるでかく咲かせ
泣いて おんなは 行くなとひきとめる旅をいそぐ男は ほそい指をはらう夜霧船 泊り船 わかれ港町けんかしたって 男とおんな波止場通りを ホテルに消えてゆく赤いコートで ヒールの高い靴ギターケース片手に ぬれた影がふたつ夜霧船 泊り船 恋の港町俺もあのころ 死ぬ気でほれて陸(おか)にかえれず わかれた女(やつ)がいる霧笛 よぶなよ 呼ばれりゃ辛くなる海をすてた俺だぜ みれんなどないが夜霧船 泊り船 む
やっと逢えたね 逢いたかったよ涙浮かべて 笑顔を見せるそんなおまえが 愛しいよ過去を忘れて 出直すふたり君に幸せ あげたい俺さ二度とこの手を 離しはしない夢の終わりに 別れて泣いた未練(みれん)断(た)ち切(き)る 雨(あめ)の夜(よる)あの日恨まず 信じた心君に幸せ あげたい俺さ決(き)めたおまえに 散(ち)るまで一緒(いっしょ)少し遅れた 花咲く季節いのち燃やして 惚れてます泣くも人生 笑うも
金は天下の 回りもの明日(あした)の夢は 掴(つか)むもの七つ転んで 八つで起きる世間知らずで 不器用だけど真心(まごころ)ひとつ 絆を深め俺は世間に 勝負をかける人生舞台 花も咲く肩書(かたがき)よりも 心意気騙されやすい お人好しでもたった一度の 人生ならば我慢辛抱 運命(さだめ)を越えて俺は世間に 勝負をかける笑顔と涙 沁み込んだ苦労は夜明け 朝日(ひ)の光裸ひとつで 歩いた人生(みち)は意
岬(みさき)は今日も 海鳴りがさわいで風花(かざはな) はこぶだろう心にもなく 浜昼顔(はまひるがお)に想(おもい)いよせては ひとり泣く津軽じょんがら流れ唄海峡はるか 越えてゆく船さえ哀(かな)しく めをよぎる生木(なまき)さくよに 別れて来たが過去(むかし)しのべば 今さらに津軽じょんがら流れ唄凍(い)てつく海は 今もなお冷たい風雪(ふうせつ) はこんでは時の流れに むち打ち生きて愛の涙を ち
耐えて忍んで 雪解け流れ桜吹雪の 花が舞う春の訪れ 喜び祝う祭りだ祭りだ ふるさと祭りだ天地ゆさぶれ 御輿(みこし)を担(かつ)げ飛び散る汗が 男の宝風に叩(たた)かれ かたむく船も無事に戻った 祝いだね沖の一の瀬 真赤に染めて祭りだ祭りだ 龍神祭りだ波よゆさぶれ 大漁旗を海の土俵で 男を磨け山はくれない 色付く紅葉(もみじ)心ひとつに 結ばれて町は総出(そうで)で 篝火(かがりび)もやす祭りだ祭
燃える朝日が おまえを照らし俺は舵取(かじと)り 網を引くおしどり海峡 心の海さふたり手を取り 生きて来たいのち賭けてる 夫婦船待てば花咲く 春が来る番屋暮(ばんやぐ)らしの 辛さも耐えて愚痴(ぐち)もこぼさぬ いじらしさおしどり海峡 炎の海さ遠く海鳴り 聞きながら心寄せ合い 夫婦酒待てば何時(いつ)かは 春が来る俺が歌えば 三味(しゃみ)弾くおまえ苦労(くろう)笑顔(えがお)で 越えてきたおしど
仕事帰りの 居酒屋で送る仲間と くみかわすおまえさんなら つかめる夢さてなこと言って 言っちゃって 言っちゃって決めた励まし 実は自分に 言っている笑顔一本 心意気 男は演歌だねこんな筈では なかったと雨を見上げて にが笑い濡れて行くのも たまにはいいかてなこと言って 言っちゃって 言っちゃって気取る腕傘 あとでカゼひきゃ 泣きん坊よ笑顔一本 心意気 男は演歌だね惚れて純情 ひたむきに居てもいいだ
雨が冷たい 路地裏酒場つらい涙も 酔わせて捨てる話す思い出 未練酒呑まなきゃ恋が 嘘になる酒の肴は 人生模様一人しみじみ 男ごころよ少しお酒を ひかえめにして忍ぶ恋でも 逢えれば好いと惚れた女と 二人酒優しさばかり 思い出す無理に笑えば 会いたさつのるなぜか身に染む 男ごころよ泣くも笑うも 自慢の唄で聞かせ上手が 心をぬくめ情け熱燗 手酌酒明日は明日の 風が吹く思いどおりに ならない夢は意地を支え
ドアを開ければ 馴染みの顔が今日も十八番(おはこ)を 聞かせてる酔えば口説いて はしゃいで振られ暗い夜道は 千鳥足懲りない男の はしご酒 はしご酒くわえ煙草で 「恋うた」唄い照れる笑顔が 似合う人口は悪いが 気の良い男あなた出番と また言われその気で本気の うかれ酒 うかれ酒話し相手は 隣のお客他人同士が 笑わせる古い傷あと 涙の酒も「バカ」と励ます 「女将(はは)」心(ごころ)故郷(ふるさと)演
赤い口紅 グラスにつけてあなたが好きと 縋(すが)って泣いたあんないい女(やつ) 二度とは会えぬ別れたあとから 気づいた俺さ悔いてみたって 戻れはしない男の愚痴と 未練酒一年 二年と 想いがつのるおまえと 心通わせた 暮らし「しあわせ」つぶやく言葉に 笑顔濡れた くちびる 重ねた夜夜の街角 街灯が一つ冷たい雨が 背中を濡らす捨てた女(あいつ)の 面影抱いて一人で旅する 最果て港も一度逢いたい 謝り
日本列島 北から南天に向かって 陽が昇りゃ祭り太鼓が どどんと響く祭りだ、祭りだ、祭りだ、祭りだ…ふるさと祭りだねじり鉢巻き 神輿を担げ浴衣の女(きみ)は 豊年おどり櫻吹雪の 舞い散る海に舳先(へさき)飾った 祝い船波も踊れよ 鴎も踊れ祭りだ、祭りだ、祭りだ、祭りだ…大漁祭りだ龍神水神 今夜の俺はえくぼの可愛い あの娘のお酌華の都に 大花火が舞えば粋な姿の 若い衆山鉾を彩る 提灯(あかし)も揺れて
赤いグラスを 静かに揺らし微笑(ほほえ)むその瞳(め)に あふれる涙少し痩(や)せたか おまえのうなじ冷たい仕打ちを 許して欲しい大阪ミナミの 巡り合いなんで別れた あの時に思い出止り木 男と女恋の続きを 今日から二人泣いていないか 元気でいるか心配していた あれからずっと濡れた唇 うつ向く睫毛(まつげ)男の心が せつなく潤(うる)む大阪ミナミで もう一度いつか逢えると 信じてた見下ろす川面に き
こんな私で いいのかと尋ねるおまえを 抱き寄せる過去も未来も 何もかもあずけて欲しい この胸に泣くな泣くなよ もう泣くないつでも俺が そばにいる苦労したのか 細い指その手に乗せたい 幸せをまわり道した 年月(としつき)は無駄にはしない 取り返すやっと会えたね 今日からはいつでも俺が そばにいる明日のことさえ わからないひとりじゃ夢さえ 遠くなる生きるつらさも 嬉しさも分け合いながら 生きて行くきっ
その日暮しで 明日が見えぬそんな世間に 流されて命浮かべて 沈ませて生きてきたよな 気がするがなぜか昔を 恋しがる昭和時代の 忘れ物金じゃ買えない 心があった裸電球 肩寄せ合って希望(のぞみ)捨てずに 生きていた積み木遊びに 似た生活(くらし)こころ細(ぼそ)さを 背にしょって夢に向かって 歩いてた昭和時代の 忘れ物家族(ひと)を繋(つな)げる 絆があった情け受けたら 情けで返す恩義忘れぬ 人の道
男の魂(こころ)… 揺さぶるけれど時代のうねりは 止められぬ世間のざわめき 戯言(ざれごと)を背中にさらりと聞き流し明日を(あした)憂(うれ)うか 胸ん中風は、風は、風は山河の彼方より愛しいひとを… 偲んで泣いた呑んでも酔えない 酒もある若さが散らした 恋ならば夜明けの静寂(しじま)の 彼方(かなた)から微笑(ほほえ)みかけるさ 懐(なつ)かしく風は、風は、風は山河の彼方より想いはいつも… 千里を
やさしい夢ならば 追いかけもするが悲しい夢なら 追いかけたくない二度と恋なんか したくないけれど心に聞こえる おまえの歌が酒を飲みながら ふざけて抱きしめたバカな奴だと 笑われた夜涙こらえて 見上げる空に浮かんで 消えるよ あの女がかなしい恋なんて どこにでもあると強がり言っても しょうがないけれどなぜか淋しくて 涙がでるよくやしいけれど それはお前のせい君がいるだけで 強くなれたけれど今は昔に 
恋は 行ったり来たりいつも 女の心 心をゆらす今夜の出逢いは ひょっとして占いの待ち人来たる 胸おどる楽しいね 迷うよねちょっとその気の 酒場ものがたり酒は ほろ酔いほろり粋な 男の色気を 色気をさそうみつめる瞳は ひょっとしてさりげなく口説きの言葉 歌にしてあやしいね あぶないねちょっとその気の 酒場ものがたり夢は 散っては咲いて今日も 男と女を 女を飾るふたりの気持ちは ひょっとして止まり木の
友よ 旅に出るのはいつかは帰る日がみんな有るからさ 戻らぬ旅は哀しいよ碧い海 珊瑚礁まぶしくて足が すくむけどもの云わぬ 旅人を迎えてくれるのかさらば さらば 恋よいつまでも いつまでも友よ もういいんだよ謝ることないさ月よ伝えてよ 恨んでないと一言をしあわせに 生きてくれ真実であれば 許されるこの恋の 終着に陽はまた昇るだろうさらば さらば 恋よその日まで その日まで碧い海 珊瑚礁まぶしくて足が
渡る雁(かりがね) 東の空に俺の草鞋は 西を向く意地は三島の 東海道も変わる浮世の 袖しぐれやっぱりね そうだろねしんどいね 未練だね大井追っかけ音次郎 音次郎寄るに寄れない 清水の港またぐ敷居が 高すぎる島田くずして 嫁菜を摘んだあの娘恨むは 筋ちがいやっぱりね そうだろねしんどいね 未練だね胸にしみるぜ茶のかおり 茶のかおり越すに越せなきゃ しおからトンボ土堤のすすきで 雨やどり情け掛川 みか
苦労したのか やつれたおまえ夢を追いかけ 生きていた強がり・泣き癖(ぐせ)変わらない俺が笑顔に 変えてやる後ろ見ないで 明日を信じふたりで幸せ 探そうよめぐり合わせの 別れと出会い細いその肩 震(ふる)わせてお酒に溺(おぼ)れて 泣く女俺が笑顔に 変えてやる過去を忘れて 心を重ねふたりで幸せ 探そうよ桜吹雪(さくらふぶき)の 花道あるきついてこいよと 抱きしめたからめた小指が 愛しくて俺が笑顔に 
辛(つら)い涙も ふたりで耐えて暖簾(のれん)かかげた 五所川原(ごしょかわら)津軽三味線 じょんから酒場おまえ太鼓で 俺はバチアイヤ・アイヤのひびき合わせる めおと節寒い心に ぬくもりくれる酒は憂き世の 忘れ水外は地吹雪 じょんから酒場十三(とさ)の砂山 よされ節アイヤ・アイヤのなぜか泣けそな 口説(くど)き節情け三(み)すじの 絃(いと)よりあわせ思い深浦(ふかうら) この絆心合わせて じょん
赤い夕陽に 翼を染めてどこへ帰るか 鴎どり海峡越えて 行ったならおまえの側に 行けるだろうか波か泣く 風が泣く 俺も泣きたい黄昏海峡 流れてひとり「陰(かげ)であなたを 支えていたい」云った言葉が 聞こえるよこんなに深い 恋心離れたあとで きづいた俺さ夢を追い 過去を追い おまえ追いかけ黄昏海峡 流れてひとり霧に抱かれて 滲んで見えるおまえ住んでる 町の灯(ひ)が凍える胸の その隙間やさしい腕で