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  • あかるいみらい – yonige

    だれも気にしない、町の掲示板だれも知らない、道で眠る人いなくなったら誰かがいつか、懐かしく思い出すだろう 泣いて目が腫れてぐちゃぐちゃの君の顔が僕の実家の犬みたいで 笑ったよ空の色味が期待した通りにうまく染まらなかった夕暮れ時、何か落とした気がしてる日が落ちる頃にもう見つからないと、知る 呼んでみる、君の名前こめかみが、赤くなっている忘れるだけが、人生か空と海の、歩幅 泣いて疲れてすやすや眠る君は…

  • 11月24日 – yonige

    目が覚めた、15時半の合図むくんだ顔で、鮮明な夢の続きを夏頃に買ったまま、読んでない本代引きの荷物、今日はまだ受け取らないで誰にも会わない、酸素のない部屋チャイムが鳴る前に、出て行こう行こう、行こう 君の声も好きな歌も通じない言葉みたいにそれなりに届かずに力尽きてしまったんだろう どこにもいないよ、過去は記憶の中で光って空白を埋めるように読まない本を買って眠る 目が覚めた、15時半の合図むくんだ顔…

  • ここじゃない場所 – yonige

    わたしはもう一度ここへ戻ってこれるいやでも覚えてる、におい、温度、空気 空がどれだけ青いかを言葉だけで伝えられずに口をもったわたしたちそこには、もう会わない雲 明けの明星や動き出す電車香る排気ガス 手当たり次第探しているあの日、あの時、正しい言葉選びを ずっと忘れていた人たちを思い出しては、忘れる 鐘は鳴らずとも皆気付いているいつか起こる事 銃は撃たずとも皆握っている正しい姿で また音もせずに去っ…

  • ピオニー – yonige

    夜が明ける頃に僕はまぶたを落とす意味があることに意味を感じなくなって伝えたいことのない手紙を書いて紙飛行機にして飛ばしているような何もない日だった 今日と昨日の間、たれながしたテレビナイトスクープに依頼したいことが思いつかないし、明日を生きること、忘れたくなって体に悪いこと、繰り返している眠たくなっていくよ 人気の新着歌詞 ソラニン – yonige 思い違いは空のかなたさよならだけの…

  • 春一番 – yonige

    荒れている頬に春の兆しが見え隠れしてもどかしすぎる夜の光がすべてあなたに集まったように美しいあの日々も、もういないあの人も必ず帰る場所があり、眠る場所があったのか 眠ればたまに会えるかわりに、顎の痛みに目が覚めてしまう目が覚めたらば、あなたが遠く離れていくので足りないこの日々も、聞こえないあの歌もいつか忘れてしまうよ、忙しない時の中でもういないあの人も、知らないあの人も必ず思う過去があり、思う人が…

  • メリークリスマスイヴ – yonige

    街をブレーキランプで赤く飾っているそれは夢運ぶイルミネーションのようで あれは去年の暮れかあんなに降っていた雪も、今はどこへ 明日には全部もとどおりになってるだから今は目を瞑って祈る tu tu tu 破れかぶれ理不尽に嘆いて泣き疲れて満足できるならきっと幸せ まずは最初に君に謝らなくちゃいけない今度はきっと うるさくなってきた家路を急いで駆ける雪は降らない今日はメリークリスマスイヴ明日には全部も…

  • 健全な朝 – yonige

    すっかり知らない朝になって、何事でもなくなった様です。 その言葉の意図は、その態度の意図はなに安らかに、日常を過ごしてくださいな 一頻り歌った君は満足そうに眠って、こっちの気を知らない君に追いつけない憧れていたあの人は、天才なんかじゃなかったそれでもいいから、どうか演じきってよ 今見える景色がこれで最後と知っていたら、約束のひとつくらい守れたな張り巡らされている無数の光る糸をただ、ひとつだけ大事に…

  • 往生際 – yonige

    煎りつくような騒音に目を閉じて 耳を澄ましてすこし暑くなってきた部屋の窓開けて 酷いことは起きない日々はただ 過ぎていくだけで暮らしの中にはきっと山も谷も無く さよならはいつも音もしないまま何を失くしたか気づくこともできず 17時の鐘がなった暗い方が都合がいいな会話を交わせば、ほら忘れないで ここが世界だよ さよならはいつも音もしないまま約束せずともだんだん忘れていって神様はいつも何もしないままそ…

  • みたいなこと – yonige

    はじめの一歩はいつも迷う行きたい場所ならたくさんある どこにも行けないって気づく夜は決まって眩しい満月だな どうでもいいよどうだってなるよそのままでいてよ あんまよくわからないけどそれが愛するということ強いて言うならば宇宙の果てがずっと続くみたいな ほんとがうそにかわる瞬間僕は許せるかわからない それでも少しは信じてみたい優しさだけではいられないね どうでもいいよどうだってなるよかわいい君の好きな…

  • あのこのゆくえ – yonige

    天才だ凡人だなんて言葉に振り回されたくはないよねきっとエッチなことばっかり考えてはそっちのけにした熱意はああ、もうキャリーケースに詰めたわ 目的地はまだまだ先だわちょっとシックになりそうだって自分今どこにいるかもわからなくなっていて かたつむりになりたい男も女もない、かたつむりになりたい 散々恋したお嬢さん、愛する意味はわかったかいそんなんあんたの勝手よ世間体なんて糞食らえ 押し付けがましい愛なん…

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