TOMATO CUBE

あの娘の唄 – TOMATO CUBE

シガレットゾーンには小さな女の子が居て
いつか行った景色の絵葉書壁でメダルのように
ある日彼が言った 「一人旅はいいもんだ」
近所の八百屋の息子はそのまま帰らぬ人となった

白い四角よ彼女を守ってね
優しいママの顔思い出せない

シガレットゾーンから諦めの煙昇った
「明日帰るからね」なんてウソっぱちだったのか
ある日彼女が言った 「ひとりぼっちもいいもんだ」
オートミール食べてケーキを一人占めにして

椅子に隠れて帰りを待ってる
明日も明後日も

ベランダのシーツはさらされ続けるが
涙の模様は初めてではない
泣くのは今だけ
そうでしょう?

シガレットゾーンから外へ目を向けてみれば
本当の境界を発作的に訪ねる
学園の教授はいつも「きおつけ!」と言うが
そのためにアイディアマンだって変わってしまったのよ

衝動はすでにサンダルを脱ぎ捨て
アフロなハートが火照り始めてる
飛ぶのは今だわ
間に合ってよ

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うたかた – TOMATO CUBE

夢からまだ醒めないままの子供の様に立ち尽くし続ける胸を刺す痛みだけ 「ねぇ、嘘だろ?」好きと言った言葉さえもこぼれ落ちるただのお伽話一瞬の夏の幻の様に通り過ぎる

シーツと遊ぼう – TOMATO CUBE

久しぶりの休み目覚ましかけお昼まで寝ようか朝まで働いたあなたと2人ベッドにもぐろう目が覚めたら笑い合ってコーヒーいれて散歩でもしようよ街路樹は緑の屋根向こうまで

甘い接吻 – TOMATO CUBE

雨上がった昼下がりちょっぴりおめかしをして口笛を吹いて通りを歩くそよぐ風に手を振って 草木に照れ微笑む弾む心で散歩にお出かけこんな晴れた午後には澄んだ気持ち地ベ

PAUSE – TOMATO CUBE

神様できることならば 今日の彼を全部思い出ごと焼き付けてください昨日までの大雨が嘘のよう お日様が来てくれた夏休みは残り少し 今日は彼とのスペシャルデート首から

雨降りチャプチャプ – TOMATO CUBE

足跡に水溜まり 書き置きもないまま傘さえ手ぶらの身で細い川に流れてくボール 叫び声も吸い込んで子供が駆けて行った橋の下さえ届く程 深く強く沈む太陽悪口も聞き入れ

A WHITE LIE – TOMATO CUBE

つなぐ手の隙間風が吹いていく白い息が空に溶けた気付いてたもう君の背中が少し痩せた理由も全部触れる髪の香りはもう風が撫でて消える可哀想にね 辛かったねばかだな で

choose my life – TOMATO CUBE

目の前に続くこの道はいつか同じ場所へと続いてるのかもしれないと君が笑ってたそろえた歩幅は時に紛れて行くけど今この瞬間は無意味なんかじゃないささぁ行こうそれぞれの

ブランコ – TOMATO CUBE

公園のブランコはもう少し強くこげば夜空に咲く花に届きそうな程近くまるでタイムマシーンあの夏に2人で見た防波堤に立って間近にせまる花火サヨナラしたのは夏休みの終わ

桜 – TOMATO CUBE

新しい歯ブラシを買ったり 昔の日記帳を開いた散り行く花 桜吹雪踏まずに歩いた歩道橋から見えるビルの街遠くで胸震わせる故郷が淋しいねと 手を振って動き始めてるサク

私がいるよ – TOMATO CUBE

私がいるよ大きな声で 笑って イイ気なもんね傘もないのにどしゃ降り 目も当てられない赤いシグナル 点滅 立ち止まって君は迷って 一歩も 踏み出せないでいつかもら

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