THE END — THE WILLARD

ここには、すでに視界がないと
亡霊どもを呪ってみても
逃れられぬ
濡れた霧は夜に立ち込める
さらば悪夢よ傭兵どもよ
抜け殻を今、くれてやるから
鉄条網にからみつく唯一無比の栄光を殺れ

お前の光るあのリムジンが
崩れ落ちる様を見ろ
信じたものは錆び落ちたのさ
もう、逃げ込むスキもない

凍てついた夜さ
今、ここに消える
手に入れたものは
ただ ひとつの夜

瓦礫の墓地をさまよい歩く
無くしたものを見つけるために
昼間を避け、夜の街 闇を捜すのさ
境界線はまだそこにある
忘れてもなお まだそこにある
越えることの出来ない
すでに終わる時間とともに

待っていたのは無垢けき夜さ
まぶしすぎる昼じゃない
朽ち果てたのはお前自身で
せせら笑う俺じゃない

待ちかねた夜さ
今、鐘を鳴らせ
夜を迎えるのさ
さらば悪夢どもよ!

今、ここに消える
手に入れたものは
ただ ひとつの嘘