夜をひとっ飛び
俺等はあやかし
浮かれ調子の喇叭(らっぱ)吹き鳴らす
言葉巧みに人を誑(たぶらか)す
馬の糞でも喰らうが良いよ
戯れと笑い飛ばすよ
流れを乱し睨みを利かす
碧めた月だけが見てる
日の出と共に姿を隠し
又も取らぬ狸の皮算用
道理人は俺を忌嫌い
ツキが落ちると逃げて廻るのさ
俺等を袖にしちゃ駄目さ
独りになれば何の事はない
附焼刃の智栄も剥れて
虚しい誘いに乗る者も無く
古(いにしえ)の伽話と忘れられてしまったのさ
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じっとしてろ – THE BARRETT 兎角こうまで変わった世の中じっとしてればいいもの泳ぎ切るのも何だか妙にぎこちない気がするのさ歩を進める度に失ってくくだらない過去の代わりに様々な思惑の渦の中俺も
ゆらゆら – THE BARRETT 人気の無い暁の街翳にひっそり佗む薄い影絵の君ゆらゆら揺れてる この身を憐れみ情けを見せつつ玩ぶんだろあんたも可哀想にね同じ穴の貉になるよゆらゆら ふらふら旋毛(
天国の月 – THE BARRETT 大きな荷物を抱えていたけど草疲(くたび)れた夢にゃ不似合いだったのさ今まで暮らしてくれてありがとう空の薄墨が溶け出す前に行くよ未だ見ぬ重さに潰されそうだ怯えて気
どろどろ – THE BARRETT 星の視える夜はあの娘を右手に抱きしめ決まって朝まで呑んだくれてるのさなけなし果たいたら気楽になった気もするが明けたら寒さがちょっとだけ凍みるよ十五で目覚めたら高
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愛想尽かした – THE BARRETT 愛想尽かしたよ全て捨て去るつもりだ日暮れを待たずにお前は家を出たのさ満ち足りた夢を見続けるのを拒んで何処までもつづく道に果敢に挑んだ雨の降る夜は血塗(まみ)れに