PIERROT

  • ICAROSS – PIERROT

    照りつける高熱の恒星限り無い狂気をかざして 華やかな異国の儀式裁かれる過去のあやまち 翼を広げて地上に別れを告げた飛び立つその訳を誰にも言えないままで だからせめて貴方だけには残したい日に焼きつくされて消えてしまう前にだからせめて貴方だけには話したい気がふれたとされる僕の胸の内をどうか…翼を広げて地上に別れを告げた懺悔する訳を誰にも言えないままで だからせめて貴方だけには残したい日に焼きつくされて…

  • 革命の黒い翼 – PIERROT

    月明かりがとても眩しくて 邪魔なモノが剥がれ落ちた夜君の事を愛しく思う いてもたってもいられなかった夢 震えがどうしても止まなくて 邪魔なモノが離れない白昼君の顔が思い出せない 狂いだしてしまいそうな夢 背中を突き破って 身体を支配したのはポジティブな力に満ちた真っ黒な翼だった 大空に咲いた新しい太陽 燃え盛って大地に立つ 僕と君にそっと 声をかけた「もっと自由にイメージするんだこの世界はたった二…

  • ACID RAIN – PIERROT

    真っ赤な空の下で耳を塞いでいた消える命に何も感じなくなって 苦しいほどにこの胸は確かに痛むのに悲しい顔がわからない 焼き尽くされた大地の上で立ち尽くした何が正義で悪かなんでどうでもいい 大切だったささやかな温もりも奪われ怒りさえも失って もう眠りたいけれど 声が聞こえるから 君を探している毒の雨の全てが流される前に 笑顔でまた逢えるさ あの場所でなら悲劇が終わるときに答えが見えるから 二人で見た遥…

  • FOLLOWER – PIERROT

    君がその手を振りかざす度、後光が射して見えたものさ君がいなけりゃ僕もあの場で 死んで逃げてしまってたのかもね 早くまた目の前に現れ、明日の話を聞かせてよツジツマならいつも僕達が無理矢理あわせてきたじゃない 中途半端に決意まげないで貫き通すのさ大衆はすぐに飽きるからオトナシクシテレバ 「あまりに失望させないであなたはカリスマなんだから」 相変わらず青いこの空の下夢はまだ成し遂げられないけれど 志は高…

  • ゲルニカ – PIERROT

    肌に感じ始める破滅のバイオリズム白いキャンバスに書きなぐった記録 羽の裂けた天使が立っている途方に暮れながら派手に焼けた街を眺めるまばたき出来ずに 肩を抱き寄せあう弱者のヒューマニズム歴史の芸術が皮肉に彩る 裸で炎に包まれた 黒焦げの恋人は激しく愛を叫んだ後 灰になっていった 幻想の自由ですら持て余す時代の君へ「終わりはきっとすぐそこに」喧騒に掻き消された僕のメッセージは君に伝わらないで風になる …

  • UNMASK – PIERROT

    剥がれ落ちた 化けの皮 踏みにじって還る景色も この手で消した 空虚な現実 真っ逆さまに堕ちていく Ah それでいて Ah 心地よく真っ暗な暗闇の中 あの光にはもう出会えない 大切だった…はずだった…思い込んだ?何もかもが砕けて散った 成れの果て 最初からそう「愛」なんて 形もなにも無いモノ縛られて彷徨うなんて 理由も解らないでいた 何故、それなのにこの胸はこう痛むのだろう?振り返る場所はもうどこ…

  • FREAKS – PIERROT

    快楽はそう、ケモノみたいにハラワタまで食ってやるのが礼儀干渉して 検証もして同情もしてみせるのが正義 未完成な年頃さ 裁くことも出来ないだろ 言ってみりゃあそう、性衝動さ引き裂いて首を千切ったら昇天季節を越え 仮説も立てて真相を知って世間は仰天 「更正」が目的なら 殺すことも出来ないだろ モザイクに守られながら舌を出すバケモノさ はやく見つけて この息の根を止めてあの娘にまで牙を向ける前に十字を切…

  • 深い眠りが覚めたら – PIERROT

    呼吸を止め天を仰ぐ 鼓動が胸叩きつける浅い眠りは一度も 安らぎをくれなかった 目を閉じて造り出す暗闇で君は朧げに微笑んでどこかへ消えた 何かに追われるように 焦りの牙を剥き出し砕けた拳振り上げ 掴んでいたのは孤独だけ 切り裂いて脱ぎ捨てた虚勢の抜け殼悲しげに風に舞いどこかへ消えた もっと遠くへ歩いてみようか 抱いていた想いをここに置いて何も持たずに歩いてみようか 見えずにいた想いを探し求めて 耐え…

  • メディアノイド – PIERROT

    歓声をもっと浴びせてくれよ それくらいじゃないと物足りない怖いもの見たさで弾けてよ 所詮は俺も見せ物小屋の道化師 スポットをもっとあてておくれよ そんなもんじゃ割に合わない勝手にあれこれと批評してよ 興味もないし どうてもいい 素晴らしい! 見るも華やかな世界欲望とデマゴギー 舞台裏て咲き乱れているよ高らかに「愛だ恋だ」と唄おうどうせ終わるのなら 見たこともないド派手なスーサイド 打ち壊してしまえ…

  • ラストレター – PIERROT

    まぶたに浮かんだ君の背後に 薄紅の花が咲いていたすぐに色あせて朽ちていくのに あんなにも命燃やして 未来も選べずに死にゆくこの心は 汚れなく澄み切った川の様にどこまでも流れて まだ見ぬ向こう岸へと迷いもなく渡っていくのだろう 叶うはずのない二人の願いは 夕闇の奥へと滲んでいく君に伝えたかった僕の想いは 舞い上がる砂嵐に掻き消され そっと春風が頬をくすぐる 堪えてた涙あふれる くちびる噛み締めて 最…

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