MOROHA

鳩尾から君へ – MOROHA

コンビニ店員 何故か無愛想
それだけでの事でなんだか泣きそう
暴力的な車のクラクション
悪い噂 三度目のハクション
大切 大好き 違う物差し
雨の日 晴れの日 なくちゃいけないし
日差しだけじゃ生きては行けない
でも雨の日ばかりじゃ息は出来ない
冗談じゃないぜ なんでそんな事 ふざけんなよ 悲しいよ
追えなかった背中 何度も幸せを辞書で引いた

自分の生き方 信じたもの一つ一つ
丁寧に引っぺがし力一杯ひねり潰される感覚
残酷なのは時の流れじゃない 自分で選んだ選択だ
ほんの一時紛らす事は出来ても 忘れる事出来ない想い
もがいても解けない闇を纏い 光なしで歩み続けねばならない
潰れた踵で飛び出した部屋 環七 吐き捨てるガード下
ぶん殴る壁 でも痛みを恐れて力加減
この後に及んで保つ理性にこそ腹が立つ
あったかい場所 もう戻れない
誰がなんと言おうと戻る事は出来ない
けどたった一つ 残された魔法
今から見せるから見ててよ

俺はうたう 俺はうたうよ
たとえ君の元へ届かなくとも
俺はうたう 俺はうたうよ
たとえ君が君を許さなくとも

ステージで格好つけるのなんか簡単
下りて迎えた試練の時間
綺麗事抜き 反吐が出るラブソング
あのうた このうた それから何よりも自分の…
切なさは消えない 怖いんだ 一人になるのが
誰でも良いよ 欲しくなる 女の柔肌
寂しいんだ しょうがねぇだろ なんて俺はクソ野郎だ
自業自得の虚しさを抱え込み
天井の木目を数えながら唱え続けたのは 呪いの言葉
「悲しみを分け合うなんて無理 これは俺の分だって決まってる」
天国は心の中さ 地獄もこれまた心の中さ
いつか破れ色褪せた思い出もジーンズみたく愛せるかな?
夢かな?

家族の事 夢の事 秘め事の後
静かに教えてくれた君のコンプレックスの事
涙目で見せた決意表明 すごく眩しくて
確かにあったんだ涙の役割 毎日笑顔なんて欲張り
けど痛みを押し付けたらいけないよ
他人にも もちろん 自分にも
時に孤独を居場所にしてた
確かに一人にならなくちゃの夜があったんだ
けど最後はここへと戻って来た事
ちっぽけだけど胸を張りたいんだ
何がわかるんだって突き放した俺に
何も出来ないとただただ泣いたあなた
でも無力さもどかしさに嘆くあなたこそ 何より温もりでした
だから 今度は

俺がうたうよ
たとえ君の元へ届かなくとも
俺はうたう 俺はうたうよ
たとえ君が君を許さなくとも

俺はうたう 俺はうたうよ
たとえ君の元へ届かなくとも
俺はうたう 俺はうたうよ
たとえ君が君を許さなくとも

俺はうたう 俺はうたうよ
たとえ君の元へ届かなくとも
俺はうたう 俺はうたうよ
たとえ君が君を許さなくとも

俺が許すよ

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