marina

運命ノ花 – marina

灯りなど要らない 進み続けるだけ
孤高の瞳には 流れたことのない 涙

ただ触れてしまった ぬくもりが今
視得(みえ)るものを変えた

咲いた花の 愛(うつく)しきこと
果てぬ夢は さも儚く
散れど燃ゆる 想い焦がして
ただ一人 君だけに捧ぐ
生きる今 そして永久(とわ)

消えない痣よりも 明日を切り裂く意志
この覺悟のもとに 失う怖ささえ 知らず

ただ巡り合うべき 糸の紅さに
心染めた今は

初花(はつはな)咲き いつくしむほど
生ける時の 彩(いろ)は深く
運命(さだめ)ならば 命もろとも
呉れようか 愛おしい人の
幸せの ためならば

魂(こころ)の聲が 叫んだ誓い 願いよ届け
悲しみを背負うのは独り
自分だけでいい そう決めた

咲いた花の 散りゆく姿
たとえこの身 黄泉へゆけど
生き続ける 君への想い
幾千の時さえも 超えてなお
咲いた花の 愛(うつく)しきこと
果てぬ夢は さも儚く
散れど燃ゆる 想い焦がして
ただ一人 君だけに捧ぐ
美しく 散るだけ
何も惜しくない 君を護れるなら

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