Kra

  • 彷徨えど夜 – Kra

    街はざわめきの中 気持ちを吐き出せば何事もなく受け入れては 返すことはない いつまでも煮え切らな関係を通すも通さぬも匙と加減の遊びしだいで 何度目の夜 色事の後 忘れることできず 彷徨えど夜は訪れて 変わりを探すけどどいつもこいつも不甲斐ない男ばかり気づいてほしの 触れて欲しいの 愛して欲しいの汚いところも全部受け入れたのは女の影と無粋な戯言と間抜けな笑顔ここまで愛しても気づかないのか所詮あたしは…

  • 無才の鳥と果実 – Kra

    所詮は唯の存在証明 それは知っていたそれを待つ程の時間は今は手元に無いと何気ない顔をしてまた朝は訪れたが胡桃の中に眠る少年はそれを知ってた? 色褪せた情景を振り返る ただ…あまりにも季節が廻りすぎた記憶は枯れ果て実を持て余していた熟れる事のない雪辱の果実 この街にまた春の彩りが降り 花や木々がその主の 彩りとしても飛べないままの鳥がその夢を見て密かに喜ぶ事を許しても良いでしょう? 時の流れは妙に早…

  • 君の声 – Kra

    押し付けられたわけじゃないんだ 自分で選んだ道なんだ君はどうして泣いているんだい ねぇ なぜ僕の心に残っていた君は笑って言ったんだ『頑張りすぎないでいいんだよ』ってね 君の声が 君の声が ねぇ君とずっと手を繋いでたいんだ そう君が歩き疲れたときに僕が今度は言ってあげるんだ『頑張りすぎないでいいんだよ』ってね 僕の心に残っていた君は笑って言ったんだ『たまには泣いたりしていいんだよ』ってね 君の声が …

  • アシッドメルヘン – Kra

    七色のクレパスぬりつぶした 夢のような日々がはじまる ネジマキ式時計の三回目の合図で猫がお辞儀をしたら それがはじまりだ 色とりどりの世界広がってゆく君にみた事のない景色をあげよう ジェントルな時計にあいさつをして ピアノ通りを歩けばつきあたる広場聞こえてきた ハデなサァカス祝う花火 ブレーメンの音楽とこの世で至上の酒楽しく騒いで ほら時間は気にせずに 表通りではハデなシンバルの音とLento気味…

  • デンノヲ空想理論 – Kra

    ログインする電脳空想理論この世界は孤独じゃない文字化けした現実ならいらない プログラムにダイブする 例えこれが嘘、偽りの景色でもいい君に会えたから果てない孤独に終わりをくれた君に会えたから 数え切れない夢の数を輝く星の瞬きの夜を零と壱で創るこの世界で君とずっと見続けたいんだ 加速していく電脳空想理論この世界は孤独じゃない見えないほど確かに感じるものそれの在り処探して ほんのわずか 奇跡のような確立…

  • ダディ – Kra

    下降の一途をたどるモラル重力にしたがって堕ちていく馬鹿でもできる簡単さ駄目だ不満ばっかりならべて怒りをぶつけてるそれを向けるべき矛先ですらわかってないじゃないか 走って走り続けて平行線向こう岸にたどり着けない見る角度変えたっても意味はない目的地はこのラインの向こう側あと一歩を踏み出す勇気がない自分が変わるためのあと一歩 強くなりたいんだ でも何をしたらいいかまだわからないんだすべてを賭けてでも守り…

  • ラブラボ – Kra

    初めての手紙 初めてのデート何をすればいいんだろう 何を話せばいいんだろうって ずっと 君との距離は近づくけれど 手も握る事ができないくらい 胸は高鳴る あと少し もう少しの距離が 僕を焦らすあと数センチの距離がこの世で一番遠い 二回目のデート 何度目の決意?指と指が触れた時 おもいきって握った ぎゅっと 手を握った瞬間に感じた、僕の愛の形は君の姿をしてた あと少し もう少しの距離が 僕を焦らすキ…

  • 流星愛歌 – Kra

    星の夜はそう宇宙 まるでこの地球(ほし)にひとりぼっちあなたは見渡す限りどこか遠い惑星(とこ)にいるの 寂しい気持ち抱えたままずっとメール待つ一人の夜が怖い 離れているほどたまに聞ける声が近くて暖かくて嬉しい銀河の果てのような距離も一瞬で結ぶあなたの声が今欲しい 永い孤独は宇宙 なんて素敵な星なんだろうあなたは遠くにいても特別に輝いているの そんなあなたの帰りを待つ永い月日を何で繋ぎ止めてればいい…

  • 烈火 – Kra

    蒼い空が時にその色彩を増して裏切るように 帰り道を雨で隠したいつも種を植えて僕の帰りを待つ君はその花がまだ咲くと信じている 行く先さえ告げず光のさす扉の向こう側へ歩き出した 唄が導く森のざわめきが激しく魂を揺さぶる 烈火に焼かれた痛みを押し殺して走る 小さな命を燃やしながら咆哮に絡み付く赤い炎 仰いだ空を滑空してゆく影を追う 頬を伝う雨が隠した弱さは帰すれば望む強さに変わる 唄が導く森のざわめきが…

  • Marry – Kra

    ただ君が幸せなら そうさ それでいいのさただ君が笑えるなら そうさ それでいいのさ 健やかなる時も 病める時でさえも 寄り添い支えあって 右手に愛情を 左手には誓いを 繋いだ両手には絆を手をとり進んで行く二人のその先に 祝福をそそいであげよう ただ君が幸せなら そうさ それでいいのさ 喜びの時も 悲しみの時も 寄り添い支えあって 右手に愛情を 左手には誓いを 繋いだ両手には絆を手をとり進んで行く二…

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