赤だけが足りない — Iris

開かず並んだ幾つもの
窓辺に誰もが佇んで
それぞれ希望や諦めと
戦い 叩いていたら

近づいて来る闇
振り払い もう明日
脅えは今も潜む

赤だけが足りない
沈んだ世界を塗り変える
鮮やかに射す 願いを魅せて行く

親指でなぞって
閉じた唇を歪ませる
激しい想いの 行先を信じて

茨の誓いに縛られた
飾られた椅子を選ぶ

間違った出口と
交差して倒れて
それでも光 目指す

もう立ち止まれない
希(のぞ)む心 振り返らない
残酷なのはいつだって夢だと

何度でも目醒めて
砕けた欠片が残されて
それを自分と 抱き締め歩いてく

赤だけが足りない
沈んだ世界を塗り変える
鮮やかに射す 願いを魅せて行く

もう立ち止まれない
希(のぞ)む心 振り返らない
残酷なのはいつだって夢だと

何度でも目醒めて
砕けた欠片が残されて
それを自分と 抱き締め歩いてく